7月5日   夏のコンタクトにご注意!

夏はカビや細菌が増殖しやすい季節です。
今年は特に節電の影響で室温がさらに高くなるでしょう。
コンタクトレンズのお手入れをしっかり行なうことが大切です。

★手入れのポイント――
      ①自分の手を洗ってからレンズにふれる
      ②レンズの洗浄はこすり洗い必須!
      ③保存液は毎回交換する
      ④ケースも半月ごとに洗って自然乾燥を!
      ⑤使い捨てレンズは装用期間を守る

※これらを怠ると‥

      ★『角膜感染症』になってしまうかも!?
      └眼球表面の角膜にカビや細菌、ウイルスが入り込み炎症を起こす病気。
        ひどければ失明に至ることも。

とりわけ最近では、レンズの手入れ不十分による発症が増えています。
今年の夏は手入れをマメに行ないましょう。

7月1日(日経)ルーペを賢く選ぶコツ。

■ルーペとは?
└→凸レンズでものを通して見る道具。手芸や手作業をするときに手元を見るのに使う。
   レンズの倍率は2倍~4倍。

■どんなルーペがあるのか?
└→手持ちタイプ、パソコン画面用、読書専用の台とセットになったもの‥とさまざま。
   両手を使う仕事には、ゴーグルタイプが便利。

■選ぶとき注意すべき点は?
└→レンズの大きさと焦点距離。
   
 ◎レンズの大きさを気にする理由‥一度に見える範囲が異なるため。
                 範囲が狭いものを選ぶと、新聞や読書のとき手を動かし続けることに。

 
                 ★用途に応じて、適切な範囲を拡大してくれるレンズを選びましょう。

 ◎焦点距離を気にする理由‥‥ピントが近くで合ってしまうと、レンズと顔が近づきすぎる。
                 結果、作業用の道具や筆が入れづらくなることに。

                 ★実際に作業するイメージを持ってルーペの購入を!

                      ★近視の眼鏡はかけたままで。老眼鏡は外したほうが見えやすい。 

読書や細かい作業をいくつになっても楽しむためのツールとして。賢くルーペを選びましょう!  

6月30日(夕刊) 節電でOLの目に疲れが‥

東日本大震災以降の節電により、オフィスの照明が減らされる傾向にある現在。
廊下や室内全体の照明はかなり暗く、目にかなりの負担がかかっていることでしょう。

通常、労働安全衛生規則では150ルクスが推奨されています。
かつては全体の35%が1000ルクスを上回っており「明るすぎる」会社が多かったそう。
けれど、震災後は過剰に照明を間引きしすぎて真っ暗になっている会社が増えています。

明暗の差が大きいと、ピントを合わせづらく眼精疲労につながってしまいがち。
特に老眼鏡を使っておらず、老眼になりかけの人ほど疲れを感じるそうです。

日本のオフィスは天井の照明で部屋全体を照らすのが一般的ですが、
手元の照明をうまく活用する「タスク・アンビエント照明」にシフトする機会まもしれません。

電力中央研究所社会経済研究所の主任研究員である、西尾健一郎さんによると、
全体照明を300ルクスくらいにして手元照明と合わせて計750ルクスが理想だとか。
みなさんのオフィスでも節電と目の疲れについて考えてみてはいかがでしょうか。

この夏はさらに電力使用量の節減が求められることが予想されます。

6月11日(朝刊) 写真の赤目はどう防ぐ?

夜に撮影した写真で、人の目が真っ赤になっていることはありませんか。
それは、目の奥にある沢山の血管の「赤い色」がカメラのストロボ光を反射するから。

写真を撮影する際にこれらを防ぐコツをご紹介します。

『1・ストロボを2回光らせる』
これは、瞳の赤くなる部分を小さくさせる方法です。
人の目は明るいところでは瞳がすぼまるようにできています。
この性質を利用し、一度明るい光で瞳に働きかけてから写真を撮影する。
そうすると、赤い部分が小さくなって目立たなくなるのです。
※完全には消えません。

『2・デジタルカメラのオート機能を駆使する』
最近のデジカメでは、撮影した画面の中で自動的に人の顔を探して瞳の色を修正するものがあります。
たとえ外国の瞳が青く見える人であっても、黒目は共通して黒いので問題ありません。

※青や茶色に見える部分は、「虹彩」という瞳のまわりです。
※ペットや顔の小さく映った写真では効果が出にくく失敗しがちです。

上記以外にも、自分で瞳に光がたくさん入るようにシャッターの速度を落としたり色々工夫してみましょう。

6月7日(夕刊) 白内障の手術が不安なときは

白内障の手術は日本では年間百万件ほど行われ、安全性も効果も高い手術です。
とはいえ、初めての方には不安はつきもの。詳しくご紹介します。

『そもそも白内障とは?』
■透明な水晶体が老化とともに白濁しかすむこと。
■治療は②種類。薬物療法と手術です。
※薬物療法は白内障の進行を遅らせますが、かすみや視力低下は改善できません。

『手術は具体的に何をするの?』
■濁った水晶体を摘出し、人工レンズを入れます。
※眼鏡と同様に度があり、遠くのよく見えるレンズを入れると遠くが見えます。
 しかし、近くを見るときには専用の眼鏡が必要です。

『手術時間と合併症は?』
■普通10~13分。
※白内障が進行している場合は時間がかかります。
※入院と日帰りがあり、希望に合わせます。

■合併症は、術後の傷口に菌が入ってしまうこと。
※最悪の場合は失明に至ることも‥

手術は、不自由と感じたときに行うことをおすすめします。

中日新聞より引用

6月7日 斜視に手術は必要ですか?

お子様が斜視になられた場合、その対処法が「手術」と言われると御両親は緊張することと思います。
今回は斜視についての知識とともに手術の概要も説明します。

『斜視はどんな状態?』

■目の位置がずれて、両目の視線が合わない状態のことをいいます。
■ずれていない方の目でものを見るので、ずれた方の視力が発達しません。
■両目でものを立体的にとらえる両眼視という機能も発達しにくいです。

『手術の目的は?』
■ものを立体的にとらえる両眼視という機能を発達させるためです。
※ずれていない方の目にアイパッチ(眼帯)をして、訓練してから行ないます。
■適切な時期の手術は両眼視が向上します。

『手術は必要?』
■斜視の角度が小さければプリズムレンズの眼鏡で訓練すれば治る場合もあります。
■訓練しても角度が大きい斜視が残る場合は、手術で目の位置を揃えます。

『注意すべきことは?』
■斜視が急に起こった場合は脳や筋肉の病気がないか、調べましょう。
■一方の目が常に斜視の場合は、眼内の病気が原因になっているかもしれません。
 まずは眼科を受診することをおすすめします。

朝日新聞より引用

梅雨の季節は、部屋で洗濯物を干す機会が増えますね。
でも、気をつけないと湿度が高まって、カビやダニが大量発生してしまうかも。
それによってひきおこされるぜんそくや、気管支炎などのアレルギー性疾患にも要注意です。

「じゃあ、どうすればいいの?」というあなた。まずは正しい部屋干しの心得を学びましょう。

<洗濯前のポイント> 
  ◇洗濯物をやたら湿らせない
  ◇洗濯槽のカビを排除しておく

<洗濯時のポイント>
  ◎洗剤と酸素系漂白剤を一緒に使う。
  ◎洗濯ものは詰め込みすぎず、8割くらいで
  ◎抗菌仕上げの柔軟剤を使う

<干す時のポイント>
  ◆洗濯ものはくっつけず、拳一個分あけて干す
  ◆ジーンズは裏返して筒干しに
  ◆乾燥機は生乾きにした後で仕上げに使う
  ◆晴れた日は扇風機を使用する

また、干す場所をお風呂にかえて除湿器を使うのも良いアイデアです。
快適で心地よく洗濯ものを部屋干ししましょう。

4月9日疲れ目は、10分ごとに遠くを見る!

仕事ではパソコン、通勤時や昼休みは携帯電話‥こんな毎日を送って
「疲れ目」「視力低下」を感じる人が多いこの頃。目の疲れ対策についてまとめたい。

まず、疲れ目の原因①――調節機能への負担。
ヒトの目にはそれぞれ自然にピントが合う距離があり、それとかけ離れた位置を
凝視すると眼の調節機能に負荷がかかってしまう。

特に、目のいい人は遠くにピントを合わせるため、パソコンの位置を遠くにしないと
どうしても負担がかかって目が疲れてしまう。

→→→そんなときは!
    ■10分に1回、1~2秒ほどパソコンから2メートル近く目線を外す。
    ■近い距離を見やすくするための作業用の眼鏡をつくる。
    ■近視の人は眼鏡やコンタクトの度数を落とす。

では、疲れ目の原因その②――ドライアイ。
パソコンでの作業中は緊張しているため、自律神経のうちの交感神経の働きが強まる。
その結果、まばたきの回数が減ってしまって瞳が渇いてしまうというものだ。

→→→そんなときは!

    ■涙に近い成分の目薬をさす
    ■加湿器を使う
    ■目を温める

ほかにも、アイラインを控える。食事はさかなをメインにする。水分を多くとる。睡眠をとる。コンタクトレンズを控えるなど、できることはいくつかある。これでも効果が得られなかった場合は、眼科を受診してほしい。

4月9日日経土曜版別刷りより

4月8日小学生の眼鏡は、黒板の字を目安に。

小学生に多い近視。いつから眼鏡をかけるべきか迷う親も多いようだ。

順天堂大医学部の藤巻拓郎教授によれば、
「小学生の場合、黒板の字が見えにくくなるかどうかで決まる」とのこと。

しかしこの眼鏡は、掛け方しだいで視力が回復することもあれば低下することもあるそうだ。

たとえば、黒板の字が見づらくなり眼鏡をつくっても、そのままかけ続けてしまうと近視の場合は
視力の低下が進んでしまうらしい。授業中以外は眼鏡をはずすなどの工夫が必要とのこと。

もちろん、すべてがそうではない。

たとえば「屈折異常弱視」の場合は逆に眼鏡をかけ続けなければならない。
視力は9歳前後まで発達するため、健康診断での結果を軽くとらえないこと。
3歳時健診で異常を見過ごしてしまうと、視力が十分に発達しない恐れもある。
まずは、眼科を受診してほしい。

4月8日中日朝刊より

4月7日仕事の能率低下を防ぐ企業

昨今、企業でも花粉に対する意識が高まっているらしい。
花粉症の症状が従業員の作業効率低下をまねくとして、企業が本格的に対策に踏み切ったのだ。

たとえば、「花粉症の薬代を事務所で半額負担することにした」
      「花粉除去機能付きの空気清浄機を導入した」‥など、企業のフォローが手厚くなっている。

空気清浄機の市場は、新型インフルエンザ対策で2009年に10年前の約2倍の217万台に拡大。
今年は先述の花粉対策が強まり、さらに増える見通しだ。

全国の家電量販店の販売動向を調査するGfkジャパンによると、今年1月の空気清浄機の販売台数は
前年同月比1・76倍、2月は同1・93倍だとか。
おかげで、「外から会社に入ると、くしゃみが止まる」といった社員の声もちらほら聞こえてきているようだ。

しかし、見落としがちなのが薬でおこる眠気やだるさなどの症状だ。これらも仕事の能率を大きくおとす
要因になっていることを忘れてはいけない。

日本アレルギー協会によれば、昨年3月に花粉症患者1200人を対象に実施した調査では、
薬を服用する患者の62パーセントが集中力や判断力、作業能率の低下を感じていた。

これに対しては、副作用を減らした第二世代の薬を用いていきたい。しかし、種類が少ないので
患者の認識が薄いのも事実らしい。日本医科大教授らの推計では、第一世代の薬を第二世代
に切り替えた場合、労働生産性が改善し経済的損失を回避する効果は約1700億!

花粉症の隠れた実態の一端が明らかになりつつある。

4月7日日経夕刊より

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