11月25日 緑内障、図解でわかりやすく
今回は、11/25(日)付の中日新聞の[大図解シリーズ]に掲載された、緑内障の記事をご紹介します。文章だけではイメージが湧きづらい部分も、図を用いてわかりやすく解説されています。
記事は当院の待合室に掲示させて頂きますので、よろしければご覧ください。
【主な内容】
◆ものの見え方は進行度によって変化
緑内障の約9割が、何の自覚症状もなくゆっくりと進行していく「慢性型」。
そのため、中期の段階で初めて視野の欠損に気づく人が増えてくる。
◆緑内障の原因は、視神経がおかされ死滅すること
眼圧などによって、1度ダメージを受けた視神経は回復しないため、治療しないでおくと、範囲が広がり失明する恐れがある。
◆眼圧とは?
眼球の中の圧力のことを指し、眼球内で生成され排出される「房水」と呼ばれる水分の循環が滞りなく行われることで、眼圧は一定に保たれている。
この眼圧が高くなると、視神経が侵され、緑内障になるリスクが高くなる。
◆緑内障の種類
眼圧は正常であるにも関わらず、視神経に障害が起きる「正常眼圧緑内障」。他に、眼圧が上がる原因が特定できない「原発開放隅角緑内障」や急性緑内障発作を引き起こす恐れのある「原発閉塞隅角緑内障」がある。
◆検査
自覚症状が現れないこの病気は、早期発見することが重要。視力・眼圧・眼底検査のほか、視野検査や房水の排出口を調べる隅角検査が必要。
◆治療法
緑内障の治療の目的は、病気の進行を止めること。薬、レーザー治療、手術など、タイプによって治療法が異なる。
◆四谷しらと眼科院長・白土(しらと)城照(しろあき)氏コラム「40歳を過ぎたら一度は検査を」
※ページの都合上、詳細は割愛させていただきます。
(中日新聞 11月25日)