2月19日 読書家の味方、電子書籍

眼の病気や老化によって、普通の小説などが読みづらいと感じ、読書を諦めている方も少なくないのではないでしょうか。
近年普及してきた、電子書籍であれば画面に触れるだけで大きな字を表示することができることはご存じでしょうか。

現在、このようなタブレットは4社から販売されており、パソコンやインターネットと接続して映像も音楽も楽しめる多機能型と、電子書籍が読める機能をメインにした“単体型があり、種類も豊富です。
中には、反射が抑えてあるものやバックライトがついている機種もあり、シニア世代にも人気なのだそう。

諦めかけていた読書の楽しみが、電子書籍によって復活するかもしれませんね。

(日本経済新聞 2月16日)

2月19日 疲れ目の原因を知って、正しい対策を

これまで、日常生活で「近くを見る」のは、新聞や本を読んだり、字を書いたりすることが中心でした。近年はそれに加え、パソコンやスマートフォンなど様々な端末を見る機会が増え、目の焦点を合わせる距離が複雑になってきています。
これが、疲れ目の原因になっているのです。

<疲れ目の仕組み>
ものを見るとき、主に2つの筋肉を使って目の焦点を合わせています。
ピントを合わせるために、レンズの役割をしている水晶体の厚さを調整しているのが「毛様体筋」、見る対象に眼球を向ける役割をするのが「外眼筋」です。
これらの筋肉に負担がかかることが、疲れ目につながります。

<目の筋肉をほぐしてみましょう>
同じ姿勢を続けて肩が凝るように、眼も同じ場所を見続けると筋肉が固まってしまいます。パソコンやスマートフォンの画面から目を離し、遠くと近くを交互に見たり、視線を上下左右に動かすなどして、ストレッチを行うことが大切です。

<ひどい時は、視力の確認を!>
自分ではメガネなしで文字が読めていても、目が無理にピントを合わせていることがあります。まず視力を確認し、距離に合わせて眼鏡を使用することも疲れ目対策の一つです。
“眼鏡をかけると視力が落ちる”と考え、我慢してしまう人も多いようですが、正しく調整された眼鏡であれば悪くなることはありません。

<老眼鏡は用途に合わせて>
これまでの老眼鏡というと、本や新聞を読む時の距離にピントを合わせたものが主流でしたが、これだとパソコンを見るには焦点が合いません。
そこで最近では、「近々タイプ」と呼ばれる眼鏡を使用する人も増えています。
通常の老眼鏡が30~40cmの距離に合わせてあるのに対し、このタイプは1m先から手元までが見える老眼鏡です。用途に合わない老眼鏡の使用は、疲れ目だけでなく、肩こりなどの原因になることも。眼科等で用途を伝えて選ぶことが大切です。

(日本経済新聞 2月16日)

2月18日 仲間に出会い、積極的に生きる

網膜の機能低下によって、視野が狭くなったり、視力が低下する網膜色素変性症。
この病気と向き合う人を支える日本網膜色素変性症協会(略称JRPS)についてご紹介します。

東京の品川区に本部があるこの協会は、「クオリティー・オブ・ライフ(生活の質=QOL)の確立」を目的にしており、目が悪くても自立して前向きに、自分らしく生きることをサポートしようと立ち上がりました。病気のことを分かりやすく解説した資料や漫画、拡大読書器をはじめとする生活支援機器も置いてあります。

 ここには、網膜色素変性症の症状が進んだ人が多く所属していますが、元気で積極的な人ばかりです。
20年前にこの病気が分かり、さらにその後がんであることも発覚した監事の小林正志さん(64)。病気のために、経営していた工場をたたまざるおえなくなりました。
しかし、JRPSに関わったことで 「人の輪の中にいるのがうれしい。少しでも人の役に立てるならもっとうれしい」と、現在では近くの小学校で将棋を教え、長年愛好する硬式テニスのコートにも立つほどです。
「仲間は全国にいるので心強い。毎日が充実しています」と話すのは、会長の金井国利さん(67)。携帯電話の音声ガイドと白杖(はくじょう)を頼りに、全国各地の支部にも出かけることもしばしば。

現在35の支部があり、会員が約4000人のJRPSは、1994年5月に発足しました。
JRPSが掲げるもう一つのモットー、「治療法の確立」。
網膜色素変性症は、原因が特定できず治療法も確立していない病気です。この現状で、研究などに懸命に取り組む医師たちを支援するため、JRPSは「もうまく基金」と呼ぶNPO法人を立ち上げ、支援者から寄付金を集めています。

網膜色素変性症という病気自体、現在でも認知度はさほど高くありませんが、JRPSはこの病気があまり知られていない頃から、地道な活動を続けてきた頼もしい応援団なのです。

 (日本経済新聞 2月9日)

2月15日 文楽に励まされ、病気と闘う

今年初め、大阪・日本橋の国立文楽劇場で文楽初春公演が開かれた。
幕開けの演目で浄瑠璃を語るのは、88歳の人間国宝、竹本住大夫さん。軽い脳梗塞で入院した後、療養とリハビリを経ての復帰公演となるが、高い声が良く伸びて快調だ。
住大夫さんにとって8ヶ月ぶりのこの公演に、東京から駆けつけたのは、日経新聞編集委員の中沢氏。

8年程前、中沢氏が文楽に出会った48歳ちょうどそのとき、網膜色素変性症を患っていることがわかったという。
網膜色素変性症…眼のフィルムの役割をする網膜の機能が少しづつ低下していく病気。4千人に1人の難病といわれている。

初めは自覚症状がなく舞台も良く見えたが、人形の細かい動きが見えにくくなり、今では最前列をとるようになった。現在56歳の中沢氏の視野は健常者の3分の1、視力は裸眼で0.1を下回る。「読む・見る」から「聞く」に趣味が変わりつつあり、名人の浄瑠璃はCDで楽しむ。住大夫さんの口癖である「文楽は聴くもんだ」がわかりつつあるという。

そんな住大夫さんの楽屋では、若い太夫への怒声が響く。米寿とは思えないほどの迫力だ。眼の病気で消極的になりがちな中沢氏は、そんな住大夫さんの気力に励まされ、

「両目を開いて、前向きに」と明るく今を生きようとしている。

 (日本経済新聞 2月2日)

2月5日 花粉症対策できていますか?

今年、名古屋市では昨年の約6倍のスギとヒノキの飛散量が見込まれます。
昨年は症状が軽くても、例年、重い症状が出る人は注意が必要です。

≪症状を悪化させないために…≫
◆薬の服用
①    花粉の飛散が始まる時期、または症状が出たときに薬を飲み始め、重症化する前に抑える。
②    症状が軽い日があってもシーズン中は薬の服用を中断しない。
→再び症状が悪化し薬を飲み始めても、効くまでには数日かかります。
薬を服用しても症状が改善しなければ、急性鼻炎や細菌感染など他の疾患の可能性もあります。速やかな受診をおすすめします。

◆普段の生活
① 花粉が飛散する前からマスクを着用しておく。
→飛散は2月上旬、冬のうちに始まります。寒さと乾燥は鼻の粘膜がただれやすくなる原因となり、花粉症の症状を悪化させやすいのです。
② 自律神経の乱れも症状を悪化させるので、疲労や睡眠不足に注意しましょう。
また、お酒も鼻の粘膜の血管を拡張して症状を悪化させるため、控えましょう。
③    外出後の帰宅時には服をはたき、花粉を室内に入れないように注意。
→布団は外に干さないようにし、洗濯物は花粉を払ってから取り込みましょう。

≪注目される舌下免疫療法≫
アレルゲンがスギ花粉の場合、花粉症の完治もあり得るといわれている治療法として、舌下免疫療法が注目されています。早ければ年内にも保険適用されるそうです。
◆    舌下免疫療法
喉のリンパ節に近い舌の下に、継続的にスギの花粉エキスを入れることで、
体に『花粉が入ってきても大丈夫』と認識させる治療法。
現在保険が適用されている、エキスを皮下注射する免疫療法における注射の痛みや、頻繁に通院するなどの患者の負担に比べると、舌下免疫療法は自宅ででき、通院も月一回程度で済むので、普及が期待されています。しかし、人によっては口の中が腫れたり、呼吸困難になったりする副作用も報告されており注意も必要です。

(中日新聞 2月5日)

 

2月5日 ブラインドサッカー日本代表、世界を目指す!

視覚障害者のサッカー「ブラインドサッカー」の弱視クラス、B2/B3の世界選手権が、6日から仙台で行われます。

<ブラインドサッカーの2つのカテゴリー>
・全盲クラス⇒全盲から光を感じることのできる人まで
・弱視クラス⇒B2…視力0.03もしくは視野5度まで
B3…視力0.1もしくは視野20度まで
※弱視クラスでは、晴眼者(視覚に障害のない人)の選手も共にプレーをします。
これまで国内で開かれた公式の国際大会は、すべて全盲クラス(B1)で、パラリンピック種目にもなったことで普及が進みました。競技人口も全盲クラスは弱視クラスのほぼ2倍。しかし、国内の視覚障害者は全盲が約8万人であるのに対し、弱視は約30万人と言われています。

<全盲クラスと弱視クラスの違い>
全盲クラスは視力の公平性を保つためにアイマスクを着用したり、ピッチ脇でボールや相手の位置を教えるコーラーなどがいます。
しかし、弱視クラスの場合、見た目は通常のフットサルと変わらず、それぞれ見え方が違う選手がチームを作っていることが大きな特徴です。
また、会場の床が白っぽいのであれば、ボールは紺色のものを使用してコントラストをはっきりさせるなどの工夫がされています。

<選手が大切にしていること>
そんな弱視クラスの重要なポイントは、「コミュニケーション」。
見え方が違うからこそ、相手が見えにくい、もしくは見えないかもしれないことに配慮しあっているのだそうです。

<弱視クラスの普及にむけて>
日本ブラインドサッカー協会は、この大会を弱視への理解の場ともしたいとも考えています。外見が弱視とわかりづらいために、人にぶつかって不愉快な思いをする弱視者も多いとのこと。試合会場では、弱視とはどんなものなのか、見え方を体験できる眼鏡を用意する予定だそうです。
また選手たちは、「サッカーがうまくて、途中で弱視になった人でもサッカーができるということを知ってもらいたい。」と仲間入りを呼びかけています。

(朝日新聞 2月2日)

1月26日 今年の花粉、去年の6倍に!?

早くも花粉の飛散量予測が発表されています。
25日に環境省より発表された第2報によると、北海道や中国地方の一部、四国、九州を除いて、今年は例年並みか例年を上回る量だそうです。
ちなみに、名古屋市の飛散量は少なかった昨年に比べて6倍を超えると予測されています。
全国的には例年より3日前後遅い開始で、2月上旬に山口県の一部で飛び始め、
3月下旬には北海道でも飛び始めるとのこと。

ピーク前の2月中旬には第3報が発表予定です。
春に向けて、早めの花粉症対策を。

(朝日新聞 1月26日)

1月22日 近視矯正の新しいカタチ

現在、眼鏡やコンタクトレンズが主流となっている近視矯正の一つに、眼球内にレンズを入れる「眼内コンタクトレンズ」というものがあるのはご存じだろうか。

“眼球内にレンズを入れる”という点では、白内障の眼内レンズと似ている。
しかし「眼内コンタクト」の手術は、水晶体を人工のものと交換する白内障の手術と違い、水晶体を残しつつ、角膜の内側にレンズを加えて矯正する。

レーシック手術のように角膜を削らないため、ドライアイや乾燥のリスクは少ないが、「眼内コンタクト」は厚生労働省が2010年に認可したばかり。そのため、昨年の手術数も3千件と少なく、公的医療保険も認められていない。
普及には時間がかかりそうだが、今後の発展に注目だ。

(朝日新聞 1月22日)

1月22日 眼瞼けいれん、自覚症状はいろいろ

<眼瞼けいれん>

40歳以降に発症しやすく、女性に多い傾向がある。脳の一部の異常が原因といわれ、抗不安薬や睡眠薬の副作用で若い人に起こることも。
診断が難しいとされ、「目の疲れ」や「心の病」と誤診されることも少なくない。

 <症状は?>
①運動障害
・        指で目を開けなければならない時がある
・        片目をつぶってしまう。

②感覚過敏
・        屋内でもまぶしい
・        常に目が乾く、しょぼしょぼする、痛い
・        人混みで人やものにぶつかりやすい

③精神症状
・        よく眠れない
・        不安や抑うつを感じる

このように、人によって現れる自覚症状はさまざま。
少しでも異常を感じたら、重症になる前に早めの受診を。

<治療法は?>
最も有効なのは、まぶたの筋肉にボツリヌス毒素を注射して、麻痺させる対症療法。重症なら、まぶたの皮膚や筋肉を切り取ったり、顔面の神経を切断する手術を行うこともある。
また、けいれんを誘発しやすい短い波長の光を遮る眼鏡や、まぶたを開けやすくするピンが付いた特殊な眼鏡もあるが、医師の処方箋が必要となる。

(朝日新聞 1月22日)

1/15 「近視」は遺伝する!?

近視…人が物を見るとき、眼球内に入ってきた平行光線は、網膜上で焦点が結ばれます。そのとき調節力を働かず、網膜上の正しい位置より手前で焦点が結ばれ、ピントが合わない状態のことをいいます。

近視の場合、メガネやコンタクトレンズの度数は「-(マイナス)8.00」といったように表され、マイナスの後の数字が大きいと「強度」の近視といえます。
また、原因は遺伝的なものが最も大きく、アジア人は欧米に比べて近視である割合が多いそうです。

近視が強いと、網膜の中心部に出血が生じて視力が低下する「黄斑部出血」などになる可能性もあり、最悪の場合は失明の危険もあります。
そのため強度の近視の人は、目を細めたり、こすったりして眼球に圧力をかけることを避けるようにしましょう

(朝日新聞 1月8日)

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