3月9日 「同病相励ます」、今を充実させるために
以前ご紹介した、東京・品川の日本網膜色素変性症協会(JRPS)。
ここでは2ヶ月に一度、会報発送作業が行われてます。
2月下旬にも、30人程が集まり会報2750冊、CD530枚の発送作業が行われました。会報を封筒に入れ、住所のシールを貼るまでをグループに分かれた会員が分担して行います。
1時間半ほどの作業が終了した後は、1分間スピーチが恒例となっています。
趣味の俳句を披露したり、視覚障害者のダンス教室やボランティアの体験など、会員の方の活動的な姿が垣間見えます。
JRPS事務局長を務める伊藤一生さんは、「活動を通して治療法の確立につなげ、患者のQOL改善に役立てたい」と医師同士、患者同士、医師と患者の連携を密にすることに熱心に取り組んでいます。
また、多くの会員と接して病気と向き合い、充実した生活を得るためにホームページや電話相談にも力を入れているそうです。
(日本経済新聞 3月9日)