2月1日 花粉症、症状なくてもご用心!?

花粉症は国民の4人に1人が発症しているとされ、ここ10~20年間の間急激に増加しています。

その要因の一つは、人工林の成長に伴う花粉の飛散量の増加。18年ほど続くとされています。

花粉症の発症は、遺伝や環境要因も関係します。両親がともに花粉症だと発症率は6割ほど。片方の親だと4割ほどです。両親が花粉症でなくても、2割の子供は花粉症を発症します。また、中高年になってから症状が出る人も。食生活や居住環境、喫煙などの環境要因が関与しています。

今年の花粉の飛散量は例年よりもやや少なくなると予想されていますが、油断は禁物です。

昨年症状が出なかった人も多量の花粉により、異物を認識するとつくられる抗体ができた可能性があります。これは、花粉症が起きる最初の段階です。

(日経新聞:2月)

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