2018.06.08
子どもの目、紫外線から守る
日差しの強まる季節がやって来た。
背丈の低い子どもは紫外線を多く浴び目に異変を起こしやすい。金沢医科大の教授が部活動をする中学生の目を調べたところ、野球では6割、サッカーでは4割に瞼裂斑が見つかった。
瞼裂斑とは白目の一部がシミのように濁って盛り上がる病気。これ自体は無害だが、翼状片に進行する可能性がある。翼状片は悪化すれば視力が低下し手術が必要になることもある。目の病気の予防には、
①つばの広い帽子
②紫外線カット効果のあるサングラスや眼鏡
③紫外線カット効果のあるコンタクトレンズ
…が有効。複数の対策をうまく組み合わせると、目に入る紫外線をほぼ防ぐことができる。はやいうちから対策をとることが欠かせない。
※関連時期として公センセの部屋 →「夏は眼もご注意」も併せてご覧ください。
(6月6日 朝日新聞)
投稿日:2018年06月08日