2018.06.08
下まぶたのけいれん続く…Q&A
Q.下まぶたの痙攣が続いています。加齢やストレスのせいだと言われ眼科や心療内科を受診し点眼薬を使っていますが治りません。
A.瞼のけいれんの多くは、目を酷使することで起こります。
特に下まぶたに見まれますが、適度な休息により改善します。
それでも症状が改善せず目が開けづらくなったり、まばたきが増えたりする場合は「眼瞼けいれん」とよばれる運動障害の場合があります。
眼瞼けいれんの多くは原因不明で、根本的な治療法は見つかっていませんが軽度の場合は漢方薬の抑肝散が有効な場合があります。
目をつむってしまう重症例では「ボツリヌス毒素」の製剤を注射する方法があります。限られた医療機関でしか行われていないので事前に調べて受診される事をお勧めします。
(6月5日 中日新聞)
投稿日:2018年06月08日