2018.03.06
3月5日 どういう仕組みで老眼になるの?
年をとるうちに近くのものは見えにくくなります。
40代ぐらいから見えにくくなる人が多いです。
瞳の奥に、水晶体と言って、カメラのレンズのような役割をする部分があります。
近くを見る時は、水晶体が厚くなり、遠くを見る時は薄くなって、奥にある網膜にうまく焦点を合わせるようにしています。
老眼は、水晶体が老化で硬くなってしまって、厚くならなくなり焦点がずれてしまう状態です。
なんとかピントを合わせようと、水晶体を調節する毛様体筋という筋肉が一生懸命働くので、体に負担がかかってしまいます。
肩こりや頭痛、ひどい時には吐き気を感じる人もいます。
他の病気が原因でないか、お医者さんに一度診てもらうのが良いでしょう。
(3月3日 朝日新聞)
投稿日:2018年03月06日