2018.01.17
1月17日 ⅰPS移植で重篤合併症
理科学研究所などのチームは16日、他人のⅰPS細胞から作った網膜の細胞を、目の重い病気のある患者に移植した臨床研究で、患者に網膜がむくむ合併症が起きたと発表した。
理研によると、安全性などを確かめるⅰPS細胞の臨床研究で重篤事例の発生は初めてだという。
「治療で入院を伴うため重篤のカテゴリーに当たる」としたが、「緊急性や生命への影響はない。今後の臨床研究に影響はない」と説明した。患者の術後の経過は順調だという。
(1月17日 中日新聞)
投稿日:2018年01月17日