1月17日 ⅰPS移植で重篤合併症

理科学研究所などのチームは16日、他人のⅰPS細胞から作った網膜の細胞を、目の重い病気のある患者に移植した臨床研究で、患者に網膜がむくむ合併症が起きたと発表した。

 

理研によると、安全性などを確かめるⅰPS細胞の臨床研究で重篤事例の発生は初めてだという。

「治療で入院を伴うため重篤のカテゴリーに当たる」としたが、「緊急性や生命への影響はない。今後の臨床研究に影響はない」と説明した。患者の術後の経過は順調だという。

 

(1月17日 中日新聞)

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