12月9日 視覚障害者柔道 海外勢が席巻

11月26日に東京・講道館で視覚障害者柔道が開かれた。

男女12階級のうち11で外国人選手が優勝。

背景には日本選手の強化を狙って受け入れた海外勢の参加が、2020年東京パラリンピックを前に増加していることがある。

 

視覚障害者柔道の日本代表が国際大会に参加するのは年に1~2回しかない。

国際経験を補うため、2年前に全日本の門戸を海外勢に開いた。

当初は2カ国だったが、今年はドイツ、ルーマニアなども含め6カ国が参加。

選手も26人と前年の約4倍に増えた。

 

日本視覚障害者柔道連盟の遠藤義安強化委員長は「海外の強い選手を乗り越える力をつけてもらいたい」と選手を鼓舞する。

 

(日本経済新聞 12月7日)

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