9月5日 季節で変わるメダカの色覚

メダカの色覚が夏と冬で変化することが愛知県岡崎市の自然科学研究機構・基礎生物学研究所と名古屋大のチームの実験で分かりました。

 

メダカの繁殖期は水温が高い夏場。繁殖の準備が整うと、メスの体の赤やだいだい色(婚姻色)が濃くなります。

色を感知するタンパク質「オプシン」のうち、とりわけ赤やだいだい色を感知する「赤オプシン」が水温の上昇とともに増加し、オスは婚姻色のメスを判断しているようです。

 

繁殖期に色覚などを発達させることで、繁殖行動につなげているのではないかと推測されています。

 

(中日新聞 9月5日)

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