2017.07.07
7月7日 今年も「はやり目」に注意!
はやり目とは流行性角結膜炎のことで、アデノウイルスによって起きる感染症です。
感染力が強く、昔から「はやり目」と呼ばれています。
潜伏期間は1週間~10日で、症状は目の充血や痛みなど。はじめは片目で、その後反対の目にも症状が出ることがあります。
★診断方法は?
診断には、ウイルスの有無を調べるキットを使います。
はやり目と診断されたら、感染力がなくなるまで会社への出勤や学校への登校は停止です。
★治療法は?
ウイルスに対する特効薬はなく、細菌による二次感染を抑える抗菌剤や、炎症を抑える目薬使った対症療法となります。
2週間前後で症状が改善することがほとんどですが、炎症が強い場合黒目の表面に濁りが残ることがあります。
★予防・対策は?
目を触った手であちこちを触ると、感染が広がるので注意しましょう。
予防には手洗いが大切です。
家族で感染者がでたら、タオルを分けたり、お風呂は感染者が最後にはいったりするなどの対策を。
夏に流行することが多いはやり目。これから十分注意してくださいね。
(7月14日 中日新聞)
投稿日:2017年07月07日