2017.06.26
6月26日 その症状「光視症」かも?
実際にはない光が見えたり消えたりする光視症。
主な症状は、暗い所でもピカピカ光が見える、目を動かすと視界の隅に一瞬だけ光が見えるなどです。
眼球にはゼリー状の硝子体があり、光を感じる網膜とくっついています。
なんらかの原因で硝子体が収縮し網膜を引っ張ると、その間は電気的な刺激が起き、光として感じます。
硝子体が収縮する最も多い原因は老化ですが、他にも外傷や脳血管の病気、過労などがあります。
また黒い点や髪の毛、アメーバのようなものが飛んで見える飛蚊症の併発も多いです。
光視症は痛みもなく、放置しがちですが、網膜剥離などの前兆の場合があります。
網膜裂孔や網膜剥離などが見つかれば、すぐに手術をする必要があるので、眼科医師による眼底検査を早期に受ける事をおすすめします。
(中日新聞 6月13日)
投稿日:2017年06月26日