2月27日 色覚障害 配慮した街に 

眼の病気で色を区別しにくい視覚障害者や高齢者に考慮した街づくりを目指し、県は2017年度、「カラーユニバーサルデザイン」の施策法案を策定する。

 

色覚障害者は国内に約320万人いるとされている。視力に問題はないが、赤色や緑色系の区別がつきにくい先天性異常や、緑内障や白内障が原因の場合もある。

 

指針は、色覚障害者の見え方を紹介。判別がつきにくい色の組み合わせや、濃淡を鮮明にするなど、注意するポイントもあげる。

 

専門家の意見を踏まえ、12月までに策定。冊子5000部を作成し、年度内に、名古屋と三河地区で市町村や企業関係者向けのセミナーを開き、色覚障害に配慮した街づくりを目指す。

 

(2月16日 中日新聞)

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