2016.05.17
5月17日 レンズの色で健康に!?
愛知県岡崎市のメガネレンズメーカー、東海光学が10日に女性用サングラスを発売。名付けて「美美Pink(ピンク)」というこのサングラスは、ピンク色のレンズを通した光の波長が月経や更年期障害による気持の浮き沈みを軽減するといい、事前予約は500本をこえるなど早くも注目を集めています。
製品を企画したのは女性社員による開発チーム「女子開(じょしかい)」で、不眠障害やうつ症状に施されている光を使った治療法を参考に、太陽光に近い波長が体を整えるのでは?と臨床試験を実施。
神経内科医にも協力を依頼し、さまざまなカラーレンズを試作・検証した結果、最も有効性が高かったのがピンク色のレンズで、その後も色の調整を重ねました。
35~55歳の健康な女性を対象に行った実証実験調査では、美美Pinkを1日のべ3時間、1か月間毎週5日以上装用してもらったところ、装用前と比べ気持ちが前向きになり、疲れやイライラ感の減少が認められたといいます。
今後は臨床結果をもとに特許出願や学会発表を目指すそう。
“女性の美と健康”をテーマに開発されたサングラス、注文は同社ホームページから。
(5月11日 中日新聞)
投稿日:2016年05月17日