6月30日(夕刊) 節電でOLの目に疲れが‥

東日本大震災以降の節電により、オフィスの照明が減らされる傾向にある現在。
廊下や室内全体の照明はかなり暗く、目にかなりの負担がかかっていることでしょう。

通常、労働安全衛生規則では150ルクスが推奨されています。
かつては全体の35%が1000ルクスを上回っており「明るすぎる」会社が多かったそう。
けれど、震災後は過剰に照明を間引きしすぎて真っ暗になっている会社が増えています。

明暗の差が大きいと、ピントを合わせづらく眼精疲労につながってしまいがち。
特に老眼鏡を使っておらず、老眼になりかけの人ほど疲れを感じるそうです。

日本のオフィスは天井の照明で部屋全体を照らすのが一般的ですが、
手元の照明をうまく活用する「タスク・アンビエント照明」にシフトする機会まもしれません。

電力中央研究所社会経済研究所の主任研究員である、西尾健一郎さんによると、
全体照明を300ルクスくらいにして手元照明と合わせて計750ルクスが理想だとか。
みなさんのオフィスでも節電と目の疲れについて考えてみてはいかがでしょうか。

この夏はさらに電力使用量の節減が求められることが予想されます。

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