2015.08.10
8月10日 今日も大須で訓練してます!!
買い物客や観光客でごった返す大須商店街。
よく見ると、「盲導犬訓練中」の文字を背にした犬の姿が…。
中部盲導犬協会の訓練犬です。にぎわう場所の中でも、人にぶつからないよう視覚障害者を誘導するための訓練を受けています。
何気なく歩いていると気づかないけれど、繁華街には危険がいっぱい。
立ち話に夢中になる人、目の前をサッと横切る自転車…。
彼らは立ち止まるなどの様々な判断を、訓練士の助言を受けることなく冷静に出来るようにならなくてはいけません。
商店街には訓練犬に気づいて笑顔を向ける人たち。
視覚障害者が安心して歩けるよう、盲導犬が認知されることはとても大切。
でも、犬は人が大好き。盲導犬を目指す彼らも、1歳までは「パピーウオーカー」と呼ばれるボランティアの家庭のもとで愛情を受けて育ち、人を信頼し人に寄り添って生きる事を覚えます。声をかけてもらうと、嬉しくて気をそらしてしまう事もあるとか。
訓練中はそっと見守ることをお忘れなく…。
(中日新聞 8月3日)
投稿日:2015年08月10日