6月16日 キレイになるはずが…。まつエクで被害続出!?

まつげを長く濃く見せるためのメーキャップ技術、「まつげエクステンション」。

主に20~30代の女性の間で利用が増えているが、国民生活センターは4日、角膜が傷つくなどのトラブルが相次いでいるとして注意を呼びかけた。

健康被害に関する情報は14年度までの5年間に599件。内容は「施術中から液(接着剤)が目にしみて涙が止まらない」「施術で目が腫れ、医師から接着剤が原因のアレルギーと言われた」など。

まつげエクステンションは接着剤で人工毛を付ける施術には美容師免許が必要だが、無免許だったり、技術が不足したりしているケースも少なくないという。接着剤の成分が原因とみられるトラブルもあった。

同センターは、業界・事業者団体に、より安全性の高い接着剤を開発するよう要望。厚生労働省や消費者庁にも業界への指導徹底を求めた。

施術を受ける際には、施術者から健康被害のリスクについて説明を受け、トラブル時の対処方法も確認しておくことが大切だ。

(日本経済新聞 6月5日)

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