2011.04.09
4月9日疲れ目は、10分ごとに遠くを見る!
仕事ではパソコン、通勤時や昼休みは携帯電話‥こんな毎日を送って
「疲れ目」「視力低下」を感じる人が多いこの頃。目の疲れ対策についてまとめたい。
まず、疲れ目の原因①――調節機能への負担。
ヒトの目にはそれぞれ自然にピントが合う距離があり、それとかけ離れた位置を
凝視すると眼の調節機能に負荷がかかってしまう。
特に、目のいい人は遠くにピントを合わせるため、パソコンの位置を遠くにしないと
どうしても負担がかかって目が疲れてしまう。
→→→そんなときは!
■10分に1回、1~2秒ほどパソコンから2メートル近く目線を外す。
■近い距離を見やすくするための作業用の眼鏡をつくる。
■近視の人は眼鏡やコンタクトの度数を落とす。
では、疲れ目の原因その②――ドライアイ。
パソコンでの作業中は緊張しているため、自律神経のうちの交感神経の働きが強まる。
その結果、まばたきの回数が減ってしまって瞳が渇いてしまうというものだ。
→→→そんなときは!
■涙に近い成分の目薬をさす
■加湿器を使う
■目を温める
ほかにも、アイラインを控える。食事はさかなをメインにする。水分を多くとる。睡眠をとる。コンタクトレンズを控えるなど、できることはいくつかある。これでも効果が得られなかった場合は、眼科を受診してほしい。
4月9日日経土曜版別刷りより
投稿日:2011年04月09日