4月8日小学生の眼鏡は、黒板の字を目安に。

小学生に多い近視。いつから眼鏡をかけるべきか迷う親も多いようだ。

順天堂大医学部の藤巻拓郎教授によれば、
「小学生の場合、黒板の字が見えにくくなるかどうかで決まる」とのこと。

しかしこの眼鏡は、掛け方しだいで視力が回復することもあれば低下することもあるそうだ。

たとえば、黒板の字が見づらくなり眼鏡をつくっても、そのままかけ続けてしまうと近視の場合は
視力の低下が進んでしまうらしい。授業中以外は眼鏡をはずすなどの工夫が必要とのこと。

もちろん、すべてがそうではない。

たとえば「屈折異常弱視」の場合は逆に眼鏡をかけ続けなければならない。
視力は9歳前後まで発達するため、健康診断での結果を軽くとらえないこと。
3歳時健診で異常を見過ごしてしまうと、視力が十分に発達しない恐れもある。
まずは、眼科を受診してほしい。

4月8日中日朝刊より

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