1月22日 近視矯正の新しいカタチ

現在、眼鏡やコンタクトレンズが主流となっている近視矯正の一つに、眼球内にレンズを入れる「眼内コンタクトレンズ」というものがあるのはご存じだろうか。

“眼球内にレンズを入れる”という点では、白内障の眼内レンズと似ている。
しかし「眼内コンタクト」の手術は、水晶体を人工のものと交換する白内障の手術と違い、水晶体を残しつつ、角膜の内側にレンズを加えて矯正する。

レーシック手術のように角膜を削らないため、ドライアイや乾燥のリスクは少ないが、「眼内コンタクト」は厚生労働省が2010年に認可したばかり。そのため、昨年の手術数も3千件と少なく、公的医療保険も認められていない。
普及には時間がかかりそうだが、今後の発展に注目だ。

(朝日新聞 1月22日)

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