2012.10.01
10月1日 40歳以上は定期健診を
視覚障害の主な原因となっている5つの疾患は、中高年で多発するという。
(※)国立病院機構東京医療センター部長の山田昌和氏による。
成人の失明原因を上位から5つ挙げると・・・
①【緑内障】
┗網膜神経節細胞が死滅する進行性の病気。視野に異常が生じる。
一度欠けた視野は元に戻すことが困難であるため、失明の原因にもなりうる。
②【糖尿病性網膜症】
┗糖尿病の症状のひとつ。高血糖で網膜の血管がもろくなって視力が低下する。
③【変性近視】
┗網膜が薄くなり、剥がれるなどして眼鏡をかけても正常な視力が得られないか
視野に異常が出る近視。
④【加齢黄斑変性】
┗網膜の中心部に、壊れやすい新たな血管が生じるなどして、視野の中心部が
欠けたり、物がゆがんで見えたりする。
⑤【白内障】
病状の進行を早く止めるには、定期的に検査を受けて発症に早く気づくことが大事。
40歳を過ぎたら人間ドックや定期的な眼科受診をおすすめしたい。
(中日新聞10月1日)
投稿日:2012年10月01日