2012.08.23
8月23日 ロービジョンケアで、雇用率UPをはかる。
●ロービジョンとは…良い目の視力が0.5未満である状態。全国で推定165万人。
糖尿病患者が併発する網膜症や、緑内障、網膜色素変性症などの
病気によって視力が低下する場合が多い。
●ロービジョンケアとは…リハビリや訓練を通じて日常生活の支障を軽減させること。
【主な取り組み】
・拡大鏡など、その患者にあった補助具を医師や視能訓練士が選び、使用方法を指導。
・日常動作(歩行や階段の昇降、電車の乗り降り)の訓練。
・点字の練習や、音声読み上げソフトを利用したパソコンによる職業訓練/就労指導
→→→働きたいと考える視覚障害者の増加や、企業に義務づけられる障害者雇用率の
引き上げを追い風に、今後障害者雇用がさらに進むかもしれない。
※ロービジョンケアに携わる眼科医は現状まだ少ないが、厚生労働省では
今後ロービジョンケアを可能とする医師を増やし医療の質を高める意向を
示している。
(日経新聞8月23日)
投稿日:2012年08月23日