8月23日 ロービジョンケアで、雇用率UPをはかる。

●ロービジョンとは…良い目の視力が0.5未満である状態。全国で推定165万人。
          糖尿病患者が併発する網膜症や、緑内障、網膜色素変性症などの
          病気によって視力が低下する場合が多い。

●ロービジョンケアとは…リハビリや訓練を通じて日常生活の支障を軽減させること。

【主な取り組み】
・拡大鏡など、その患者にあった補助具を医師や視能訓練士が選び、使用方法を指導。
・日常動作(歩行や階段の昇降、電車の乗り降り)の訓練。
・点字の練習や、音声読み上げソフトを利用したパソコンによる職業訓練/就労指導

→→→働きたいと考える視覚障害者の増加や、企業に義務づけられる障害者雇用率の
   引き上げを追い風に、今後障害者雇用がさらに進むかもしれない。

   ※ロービジョンケアに携わる眼科医は現状まだ少ないが、厚生労働省では
    今後ロービジョンケアを可能とする医師を増やし医療の質を高める意向を
    示している。

(日経新聞8月23日)

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