2月26日 花粉症対策 今年も万全に

飛び始めは2月初めと早かったが、大量飛散だった昨年より量が少ないとみられる地域が多いという。ただ、昨年並みか多いと予想される地域もあるので地元の情報をチェックしてほしい。
花粉を防ぐ方法として、マスク・眼鏡の効果が高い。しかし、意外と実行されていないのが実情だ。特にコンタクトレンズを使う人が眼鏡に切り替えられていないことが多い。ゴーグルではない普通の眼鏡で十分なので着けてほしい。
最も効果的なのは毎日飲み薬と点鼻薬を併用すること。しかし、点鼻薬は症状がひどいときだけなど誤った使い方をする人が後を絶たない。
正しく使っても1、2割の人は症状が改善しない。そうした重症患者にとって頼れる味方となるのが、19年にスギ花粉症にも保険適用となった抗体治療薬「オマリズマブ(商品名・ゾレア)」だ。現在文案がネットで公開中のガイドライン改訂版も重症者への使用を強く推奨する。ただし処方できる患者には厳しい要件があり、実施する医療機関も限られてくる。

<スギ花粉を防ぐ方法>
・花粉情報に注意する
・飛散量が多い時は外出を控える。外出時はマスク、眼鏡を着用
・表面が、けば立った毛織物などのコートは避ける
・帰宅時、衣服や髪をよく払う。洗顔、うがいをし、鼻をかむ
・飛散量が多い時は窓や戸を閉める。換気時の窓は小さく開け、短時間で
・飛散量が多い時の布団や洗濯物の外干しは避ける
・シーツ、布団カバーは週1回以上洗濯する

中日新聞2024.2.20

 

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