4月22日 iPS細胞から、眼の涙腺に似た立体的な組織を作ることに初めて成功

iPS細胞から、眼の涙腺に似た立体的な組織を作ることに、大阪大学のチームが世界で初めて成功した。

眼の表面は涙腺から分泌された涙液で乾燥を防いでいる。

免疫疾患のシェーグレン症候群などの病気では、涙腺の機能が損なわれ、重いドライアイになる。

涙腺は成人では再生せず、根本的な治療はない。

生着した組織の量はまだ少なく、成熟化の度合いも実際の涙腺に比べるとまだ低いが、今後の治療につながるとしている。

   2022.4.21   中日新聞

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