2021.10.12
10月12日 レンズきちんとケアを
黒目を大きく見せたり、色を変えたりすることができるカラーコンタクトレンズ。若い女性に人気があるが、目のトラブルを訴える例が後を絶たない。眼科を受診せずにインターネットなどで購入する人が多く、悪化すれば視力の低下や失明の恐れもある。一日使い捨てや二週間交換といった指定の期限を超えて使ったり、レンズのケアが不十分だったりすると、障害の原因になる。カラコンは通常、素材と素材の間に色素を挟み込んで一枚のレンズに仕上げる。しかし、中には、使ううちに摩擦で色素が表面ににじみ出て、黒目に触れてしまう粗悪品もある。なので、コンタクトレンズは眼科で診察を受け、目に異常がないかなどを確認し、角膜のカーブや視力に合ったレンズを処方してもらうのが望ましい。
「中日新聞 10月12日」
投稿日:2021年10月12日