2021.07.27
7月27日 まぶしいとなぜくしゃみが出る?
「光くしゃみ反射」といって、家から急に外に出たり、太陽の光が直接目に入ったりして、まぶしさを感じると、目のひとみ(瞳孔)がぎゅっと縮まって光の量を調節する。「対光反射」といって、このとき、瞬間的に鼻水が出て、「鼻水が出た」という信号がくしゃみ中枢にとどいて、くしゃみが起こる。ネコを使った研究によると、対光反射の神経は一部、
鼻水を出す神経細胞に繋がっているそう。
しかし、すべての人に光くしゃみ反射が起きるわけではなく、東北地方の750人ぐらいのうち「光を見てくしゃみが出る」と答えた人は25%ぐらいだったという研究もあり、個人差が大きいことも分かっている。
「朝日新聞 7月24日」
投稿日:2021年07月27日