10月19日 iPS細胞 世界初移植

目の網膜にあり、入ってきた光を感じる視細胞が失われていく難病「網膜色素変性症」の患者に、iPS細胞から作製した細胞を移植する世界初の臨床研究を神戸市の病院が実施した。

 

網膜色素変性症は遺伝子の変異が原因とされるため、患者自身ではなく健康な人から作った iPS細胞を利用。マウスの実験では光を感じられるようになり、サルでは2年以上移植組織が定着していたという。

 

今回の1例目に加え、もう1人予定しており、手術後も定期的に観察し長期間のデータを集める。

「中日新聞  10月1 6日」

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