2020.02.25
2月25日 「点字名刺」使い 印象も浮き出る
知的障害者らの就労支援をしている水戸市のNPO法人「ボイス社」が作る、表面に点字が打ち込まれた点字名刺がじわりと広まっている。
「どこで作ったか聞かれた」 「話題づくりにいい」と好評で、担当者は「東京五輸・パラリンピックもあり、多くの人に使ってほしい」と期待している。
ボイス社が点字名刺を手がけるようになったのは02年。会社や個人から受注し、通所する知的障害者らが、名前や会社名、電話番号を1枚ずつ機械で打ち込む。慎重さと集中力が求められる作業だが、熟練者になると、100枚を10〜1 5分ほどで打てるという。名刺の代金は障害者の賃金となる。
「朝日新聞2月 1 9日」
投稿日:2020年02月25日