2月10日 弱視で白杖使ったら「うそつき」呼ばわり

弱視で視力は0.01、見えない部分は、車や人の動きを感じることで補い、慣れれば1 人で歩けるが白杖を使っているという 71 歳の女性。 駅のホームで電車を待っていた時に 「階段もさっさと下りていたし、本当は見えるんでしよう? 嘘をついてもらったんじゃない? 」と言われたという。

視力、視野、明るさを感じる力など視覚障害の種類は千差万別で、白杖を持つのは全盲とは限りません。

道路交通法では、目が見えない者(準ずる者も)は、 政令で定める杖か盲導犬を連れていなければならないとされています。

白杖は、周りの安全や路面状態の確認、近くの人に注意を促す役割を担います。「わずかに視力が残っていても白杖は命綱」、夏の東京パラリンピックに向け、障害者について知る努力をしたいです。

「中日新聞 2月7日」

 

 

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