2019.08.06
8月6日 iPS細胞から角膜をつくる
再生医療分野のスタートアップ企業、 セルージョンは慶応大学と2020年4月にi ps 細胞から角膜製品をつくるための研究開発に着手する。角膜の治療法は移植しかなく、世界の待機患者は1000万人を超える。 検証を重ね、 23年に製造販売の承認を申請したい考え。
1年間に手術を受けられるのは約18万人にとどまる。角膜は慢性的に不足しており移植以外の治療法が求められている。
セルージョンの技術では、他人の健常者の皮膚や血液などから作成されたi p s細胞を原料に「角膜内皮細胞」に分化させ、目に注入する。
注射での治療のため、移植手術と比べ患者の負担が比較的軽くなると見込まれている。
7月6日 日経新聞
投稿日:2019年08月06日