2019.08.02
8月2日 花粉を水に変える根拠なし
「花粉を水に変える」とうたったマスクについて消費者庁が対策に乗り出した。 合理的な根拠がなく消費者の誤解を招くとして、 景品表示法違反 (優良誤認) でメーカー4社に消費者への周知、再発防止策を求める措置命令を出した。
4社(DR.C医薬・アイリスオーヤマ・大正製薬・玉川衛材)はマスクに含まれる光触媒の効果によって、花粉に由来するアレルギーの原因となる物質やウイルスが化学的に分解され、体内への吸収を防ぐ効果があるかのように表示していた。
使い捨てマスクで想定される使用時間や環境下では、水とニ酸化炭素に分解されるとまでは認められないと同庁は判断したという。
これに対し、大正製薬は法的対応や措置を検討しているとしている。
7月5日朝日新聞
投稿日:2019年08月02日