2022.10.18 ヌン活でWell Being

前回(10/4ブログ)の産業医の講習会以来、ふと、Well Being(幸福)について考える…院長です。

そんな折、『オータム アフタヌーンティ Well Being』(タイトル)を見つけました。

 

サブタイトルは、『食べながら健康知識を高められるアフタヌーンティー』

F医科大学栄養学の教授監修メニューとあります。

病診連携でいつもお世話になっている大学です。

 

映えブームになって、アフタヌーンティを楽しむ活動(ヌン活)が盛り上がっている昨今。

ホテルの31階からの景色を眺めながら優雅にスタート。

 

まずは、セイボリー(塩気のある料理)が出てきます。

サラダ

茄子のマリネ

合鴨スモーク

パンプキンサラダ

豆乳のジャガイモスープ

今まで食べたアフタヌーンティーよりは、かなりおかず的です。

 

メニュー表に推奨する食べる順番があります。

1,野菜から食べてみましょう(理由云々…)

2,次にたんぱく質を食べてみましょう(理由云々…)

3,炭水化物、スイーツを食べててみましょう(理由云々…)

理由には、少し医学的な用語も入っており、何となく有難みがあるような…気にさせます。

 

どれも美味しい、でも、もう少したんぱく質欲しいところ。

合鴨2枚なんて少なすぎる…

 

次にスイーツが出てきました。

芋ホーリック(スイートポテト・大学芋・芋けんぴ)

リンゴゼリーとお芋

パンプキンタルト

和菓子

パンプキンプリン

お芋のロールケーキ

グレープゼリー

マカロン

和栗のモンブラン

スコーン2種

 

セイボリーの後に焼き立てスコーンが出されたので、温かいうちにいただきました。

 

和栗のモンブランは、今流行りの絞りたての栗のクリームがかかっています。

一度食べてみたかった出来立てのデザート!

これを最初に食べるか、他のスイーツを食べた最後にするか…

悩ましいところですが、お楽しみ(食べ物)は最初派になった院長。

若い頃のように、甘いものは別腹・胃は無限大ではありません。

モンブランから手を付けることにします。

栗と生クリームの組み合わせは大好きなので、こればかり3個ほど食べたいくらいです。

 

その後、他のデザートを順番に。

紅茶、コーヒーはお代わり自由です。

水分がないと、スイーツが進みません。

『結構な量ね…』知人も同年代なので、頑張って食べている感じ。

『せっかくだから、全部食べようね』

オバサン達には、もうアフタヌーンティはちょっとキビシイ。

 

そして、メニュー表の続きを読むと…

 

#食事のバランス、量を考えましょう。

本日のメニューのそれぞれのカロリーが明記されています。

今回の総カロリー数は1413カロリーとのこと!

 

#素材の味を感じてみましょう。

スコーンに添える頃テッドクリームとジャムを添えず、素材の味を楽しむことにして、従来1750カロリーあったものを1413カロリーに減らしました。

 

あ~、『Well Being(幸福)』は刹那的。

こんなにカロリー摂ったのね~

明日は、筋トレ強化・有酸素運動多めのメニューだわ~

 

カロリー気にせずに食べる食事やスイーツ・お酒は、時にリフレッシュにもなります。

これも『Well Being(幸福)』。

しかし、刹那の『Well Being』だけでは、真の『Well Being』になり得ないことを、オバサン(院長)は知っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー:健康 公センセの日常の出来事

2022.10.4 パーマで幸福

色々な資格を取得すると、それらを維持・更新するための勉強も必要になってきます。

 

先日は、午前10時から午後5時15分までみっちり、産業医の講習会。

産業医の職務や労働衛生など、毎回、多岐にわたり学びます。

まだまだひよこの産業医(院長)は、毎回、『へ~っ!』(感嘆)連発。

新しいことをインプットすると、嬉しい!得した!気分。

 

講義の中で、初めて聞いた『ポジティブメンタルヘルス』

働く人が、心も体も健康な状態で快活に働き、生産性の向上や組織の活性化を目指すということです。

 

不調への対応が主眼の『メンタルヘルス』に対して、自己肯定感や幸福感で仕事に活力が出る『ポジティブメンタルヘルス』

 

ネガティブなことがなくなれば、ポジティブなことが起こるのか?

そうではないよ。

ポジティブなことは、意識しないと増えないよ。

 

病気がなければ、健康?

身体だけ?心は?社会的には?

健康の意識が必要だよ。

 

よりポジティブな情動を持ち、

仕事と愛する人により深く関わり、

より良い関係を築き上げ、

自身の存在に意義と目的を見出し、

達成と熟成に至る

これこそがWell-Being(幸福)!

→以上はテキストからなので難しい…

 

『心身だけでなく社会的な健康もあってのWell Being(幸福)』と院長解釈。

 

Well-Beingの5つの要素は、PERMA。

P :Positive Emition(前向きな感情)

E :Engagement(物事への積極的な関わり)

R :Relationship(良い人間関係)

M :Meaning(人生の意義の自覚)

A :Achivement(達成感)

 

PERMAは、Pがピラミッドの一番底辺にあり、だんだんステップアップしていきます。

P ポジティブな感情と言うものを知り、気づき、体感し、増やしていく(嬉しい!面白い!楽しい!など)。

 

E 物事へ積極的に関わり、時間を忘れて没頭できる。

 

R 他者に援助を受けたり、与えたりできる。

 

M 人生の意味と意義は何か考える。

 

A 何かを達成する、熟練していく感覚を。

 

まったく、個人ごとの事のように思えますが、産業医の世界では、従業員の健康と企業の収益性を結びつける『健康経営』という考え方です。

さらに、PERMAを実現できるような職場を目指すことを『健康&幸福経営』と言うのだそうです。

 

企業は、どのような働き方であれば、従業員の幸福度が増して、やりがいを感じるか?

そのために仕組みや制度を検討していきます。

そこに産業医も関わります。

 

なんか難しい話になってしまいましたが、印象的だったのは『ポジティブなことは、意識しないと増えないよ』と言うこと。

『思考は現実化する(ナポレオン・ヒル)』と言う名著があるくらいですから。

 

院長も、若い頃より、ポジティブに物事を考えられるようになりました。

そして、患者さんにも、データや経験を基に前向き思考になるよう、お話することを心がけています。

ネガティブに考えるのは、危機管理に優れているとも言えます。

しかし、そればかりだと、Well Being(幸福)は少なくなります。

診察後、『元気になったわ~』と、帰られる患者さんを見送り、自分も嬉しくなります。

同時に、スタッフにもPERMAを達成できる職場を目指していくことが、産業医をしている院長の目標でもあります。

 

PERMA(パーマ)でWell Being(幸福)。

 

自身も振り返る、有意義な講義でした。

 

来週の『こうセンセの部屋』はお休みです。

 

 

 

 

 

 

 

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