2020.5.12 WEBで学会
3月初め、4月の日本眼科学会総会は会場開催中止、WEB開催に変更となりました。
その後、5月、6月、7月の他の学会も全てWEB開催となり、現地の会場へ足を運ぶ必要はなくなりました。
参加登録費は必要ですが。
さて、初めてのWEB学会。
日本眼科学会総会は、秋の臨床眼科学会と並ぶ2大眼科学会です。
今回は東京で開催予定でした。
厚みのあるプログラムはいつものように送られてきます。
その後、開催間近になると、ログインIDとパスワードが送られてきます。
当初の学会開催時期より約2週間遅れで配信開始となりました。
パソコンの前に座り、ログインして、視聴ページに到着します。
日付、会場、演目などで検索すると、該当するプログラムが出てくるので、そこをクリックすれば視聴できます。
スライドを次へ次へとめくっていくのですが、音声付きのもあります。
演者の顔は見えません。
質疑応答もありません。
しかし、自分のペースで、スライドを進めたり、戻すこともできます。
集中力が続かなくなると、一旦休止することもできます。
また、リアル学会では、同時刻に一つの会場でしか聞くことが出来ないのですが、WEBでは同時刻の他の演目も視聴することが出来ます。
視聴期間は2週間(先日もう1週間延期決定)。
特別講演、指名講演、シンポジウム、教育セミナー、日曜日特別講演、外国人招聘講演に加え、一般演題が513題。
GWは、自宅でWEB学会→集中力低下し休憩→WEB学会。
休憩の方が長くなってしまいがちでしたが、かなりの演目を視聴することが出来ました。
勉強できたのは良い、見返しも可能、時間とお金の節約(休診・代診・交通費・宿泊費など)。
でも…いつものような高揚感がありません。
大きな学会は、『行くぞ!』と気合の入るイベントです。
限られた時間の中で、いかに自分にとって聴きたい題目に集中し、多くの知識を得るか。
少しだけ合間にお楽しみを入れるのもコツです(今回はホテルで朝ごはん女子会の予定でした)。
大いに勉強し、興奮し、リフレッシュし帰名。
が、いつものパターン。
WEB学会で通常より多くの演題を視聴出来ました。
でも、自宅で…ということからか、緊張感ゼロ。
服も普段着以下だし…(学会へは気合を入れて装います)。
誰もいないので、飲食物持ち込み自由だし…(会場では禁止です)。
臨場感ゼロ…が一番の欠点。
今後どっちに向かうのかしら???
WEB学会とは別に、先日、病診連携先の病院の勉強会がZoomを通して開催されました。
ビデオ会議システムは初の院長(私)。
病院の会議室、東京の演者の部屋、別の演者の部屋と3会場からの中継でした。
参加者は、自分の映像を付けても切ってもOK。
開始は20時過ぎだったので、院長は普段着に。
敢えて?間違えて?自分の映像を映している参加者は、視聴者に映るので『〇先生ってああいうTシャツ好みなのね』とか『〇先生の居間なのかな~』なんて思ったり。
『あくびしてる』とか、『何かお疲れモードみたい』とか表情の観察をしたり。
それでも、質疑応答も出来、リアルタイムで、会場に行かずして講演を聞けたことは有意義でした。
1時間半くらいならZoom歓迎です(院長私見)。