2019.4.9 コンペ一人参加
『あれ~!?先生?』
『…?Aさん!』
ここは、某ゴルフ場。
『コンペ?普通のラウンド?』
『コンペです。でも、出るの初めてなんですけど』
『今日のは、楽よ~。ダブルペリア(隠しホールがあるので真のスコアだけで競わない)だから。で、何時スタート?』
『8時2分アウトスタートです』
『あら、一緒だわ~!何という偶然。嬉しい!』
Aさんは、地元のご挨拶程度の知人です。
ゴルフを愛好し、会員ということも聞いていましたが…
今回、ダブルペリアとはいえ、コンペに、一人で参加することは、かなりハードルの高いことでした。
スコアを公言できるほど上手くない身としては。
昨年上半期は、レッスンと練習に、かなり入れ込んだのですが、著しい上達はせず。
ラウンドは参加することに意義がある…と、開き直っていました。
しかし、医師会同好会コンペのメインコースは決まっているので、そのコースに慣れておきたい…というわずかな向上心も。
と言う訳で、迷いに迷った挙句…友の会入会。
『生まれて初めての一人参加です。最低限迷惑をかけないで済むような組にお願いします』と、フロントに依頼。
『じゃあ、女性のいる組の方が…女性会員1名、友の会1名の組に入ってもらいますね』
さて、当日のメンバーは、会員Aさん(女性:70歳超)、会員Bさん(男性:アラ還)、友の会Cさん(女性:アラ還)
ゴルフ歴は約40年、30年、10年とのこと。
みなさん、一人参加はお手のもの(らしい)。
バックグランドも知らない『初めまして』の人たちとプレイする私は、極度に緊張。
『緊張しなくていいから~』
1番ホールは、パー4。
奇跡的に全員がボギー(プラス1で上がり)。
『長谷川さん、いいですね~』と言われたのも、このホールのみ。
あとは、どんどん崩れて、他の3人との差が開きます。
『右は避けてね』キャディさんのアドバイスを無視したわけではないのに、何故か、ボールは右斜面へ。
砲台グリーンにちっとも戻せず、他の3人はパターも済ませてしまいます。
入れるつもりはないのに、バンカーに入ること何回か。
バンカーショットはちっとも決まらず、出たと思ったら、あらぬ方向へ。
それでも、『独り言と思って(コンペだから)聞いてね』と、『ああいう時は…』と助言をいただき、ドライバーやアイアンショットが(たまに)決まれば『ナイスショット!』と言っていただき、何とか18ホールラウンド終了。
Aさんは、元体育教師とのこと。
なるほど、あの御年で、飛ぶし、正確だし、動きは速いし。
そして、教え上手。
眼科の先生ということを伏せて『長谷川さん』で通してくださったので、まるで、マンツーマンの体育の授業を受けているようでした。
『まだまだ伸びますよ。実践、実践。状況を色々知って対処できれば、上手くなりますよ』
ベテランの3人に助けられ、何とか『コンペ一人参加』初体験終了。
『また、一緒に行きましょう。予約しておきましたからね~』とAさん。
ご指導に応えるべく、精進いたします。