2019.1.8 新春プチトリップ
年末、帰省した息子たちの分まで張り切ってお世話(家事)していた院長(私)。
『もっと寝ていたいから朝ごはんいらない』
『友達と出かけるから夕飯いらない、帰宅時間未定』などなど。
何なの?私は使用人?と、いらいらが募ります。
新年、昼ごはんの後、『私、ちょっと泊まりで出かけてくるから!』と宣言。
『何処へ?』とも聞かれず、全員『行ってこや~』
目的地は以前から気になっていたミシュラン三ツ星の観光地。
お正月でも、都心のビジネスホテルは空室あり。
早速予約をし、『行ってきまーす』
ダウンにパンツ、リュック姿のオバサン(私)、チェックイン。
その日は、早々と就寝。
翌日は、起床30分後に、もう電車に乗っている身軽さです。
目指すは『高尾山』
八王子から京王電鉄で『高尾山口』駅に向かいます。
『高尾山』は新宿から電車で約1時間。
東京を代表する山のひとつです。
599メートルの低山と言えども、登山には準備が必要です。
学会等で、東京までは出るものの、ついでに高尾山という距離・恰好ではありません。
機会がないまま、いつか…と思っていた次第。
ケーブルカーの改札は、早朝にもかかわらず、すでに長蛇の列。
ケーブルカーでは、472メートルまで6分で上がります。
一番後方に立ったので、上がっていく様子が眼下に見えます。
最も急な箇所の勾配は31度18分、日本一だそうです。
『すごいですね~』
『でしょう』(たまたま隣席の多摩在住の同年代女性)
ワクワクです。
到着後、参拝所・薬王院まで、上りが続きます。
急な階段を上ると、勇ましい天狗の像が2体(大天狗と小天狗)立っています。
線香の煙にご利益をいただき、参拝。
ここから山頂を目指します。
下から登る60代70代の方々の装備にひるんだけれど、下からでも1時間半もかからないそう。
なだらかな坂道を登っていくと、599.15メートルの山頂到着。
景色を見る人、休憩する人、名物とろろそばを食べる人など様々。
快晴の空。
遥か彼方には、何と!富士山が。
ありがたや~
来て良かった!
下りていくと、名物天狗焼きに、またまた長蛇の列。
天狗顔の大判焼き。
小豆ではなく黒豆餡が特徴。
45分並んで出来立て熱々をゲット!
並んで寒くなった体に染み入る美味しさです。
帰路はリフトで。
リュックを膝の上に置き、落としてはいけない、(自分も)落ちてはいけないと、手すりをしっかりと握ります。
傾斜を下降する景色は、これまた素敵!
四季折々楽しめそうです。
こうして高尾山ミニトリップ完結。
目的地を唯一つにしたのが正解。
新年早々クールダウンとリカバリー。
帰りの新幹線で崎陽軒のシウマイを食べながら、小説読了。
初読み小説の舞台は、七尾(石川県)。
次の目的地にしよっと!