近鉄三昧・阿呆列車
旅行会社の広告を見るのが大好きな院長です。
行けはしないのに、気になるツアーは日程を確認し、あれこれ思いを馳せています。
先日の広告。
近鉄名阪特急『ひのとり』で大阪まで。
大阪から観光特急『青の交響曲(シンフォニー)』で吉野まで。
その後バスで移動し奈良泊。
翌日伊勢神宮参拝。
観光特急『しまかぜ』で名古屋に戻る。
1泊2日のプラン。
そもそも連休なんてなかなかないのに、日程を確認して『行けないよね~』とつぶやく院長。
持っている自由時間(休診かつ他の仕事がない日)で楽しむのが、今のところベストな選択です。
『青のシンフォニー』は未だ乗車体験なし。
乗ってみたい、乗ってみたい、乗る!
旅行会社の企画プランから、自分の優先順位を決めて、1日で収まるように考えます。
『青のシンフォニー』だけは何としても。
自宅で朝食後出発、夕食には戻るという約12時間以内の日帰りで無理のない?プランが前提です。
翌日の仕事のコンディションを保つため、プライベートもやや控えめになる50代。
近鉄の予約は1か月前の10時半から。
15分前には窓口(辺り)に。
今回は、近鉄三昧・阿呆列車の旅。
開始時刻とともに、旅程分の切符を購入します。
今回乗る特急は『アーバンライナー』『青のシンフォニー』『ひのとり』
1日に3本の特急乗車なので、駅員さんに指定の優先順位を聞かれました(人気車両なので)。
もちろん『青のシンフォニー』→『ひのとり』→『アーバンライナー』
名古屋発『アーバンライナー』で大和八木(奈良県)まで。
乗り換えて吉野まで。
吉野発『青のシンフォニー』で阿部野橋(大阪)
難波発『ひのとり』で名古屋へ。
駅員さんの尽力で、全行程計画通り切符が取れました。
切符を買った時点で大興奮。
当日、名古屋から『アーバンライナー』に乗り込みます。
お馴染みのオレンジのライン。
大和八木駅で降り吉野を目指します。
途中の橿原(かしはら)神宮駅で乗り換えの間に、日本初代天皇・神武天皇が創建されたという橿原神宮を大急ぎで参拝し、再乗車、吉野へ。
奈良県を南に下ると駅名からも古の時代を感じます。
吉野駅に着くと、もう『青のシンフォニー』が停車中。
濃紺色のボディカラーにゴールドのライン。
一度下車して、吉野の空気を吸い、駅前の売店で柿の葉寿司諸々を購入。
吉野は観光で有名ですが、残念ながら今回は時間なくカット。
今回の最大の目的は『青のシンフォニー』に乗車することです。
車内はレトロなホテルのラウンジを縮小した感じ。
床は絨毯、壁は間接照明、落ち着く内装です。
今回はテーブル席に。
テーブルランプもあるところ、まさに昭和のティールーム。
他にも軽食喫茶ができるラウンジ車両があり、オリジナルの飲食物やグッズなどが販売されています。
相当混雑していたので、先に座席で食事をし、後からラウンジへ。
山深い吉野から飛鳥を通り、だんだん都会になっていく道中1時間半。
移動手段としてより、ちょっと優雅な時間を味わうための電車。
大阪阿部野橋に着くとデパ地下へダッシュ。
『ひのとり』車内持込用にあれこれ。
今回はなんと最前列ゲット出来ました。
広々としたバックシェル型シートがグリーン席以上。
運転席は、座席より下方にあるので、最前列は前面開放で景色が飛び込んできます。
やはり最前列の迫力は凄いです(前回は2列目)
『青のシンフォニー』で買った飲食物とデパ地下フード。
テーブルに広げ、飲みながら食べながらワイドビューな景色を見れば本日最後の極楽。
約9時間の近鉄三昧。
欲張りと言えば欲張り。
阿呆と言えば阿呆。
気になることは出来る範囲で実行。
一つ気になることが解消しました。