2024.12.9 異国の按摩
中国語中年(院長)勉強中。
テキストに、足ツボマッサージ(足底按摩)店のシーンが出てきました。
足を頼んで、その後肩も頼むシーン。
今なら中国語で何とか言えるのですが…
初中国語圏・台湾で体験したのは、お馴染み足ツボマッサージ(足底按摩)。
お湯に足をつけて温め、ひざから下をマッサージ。
観光客相手で日本語もほぼOK。
観光体験としては十分楽しめました。
今年の夏の中国研修旅行。
休暇に入りぐっと疲れが出て初日から調子が良くなかった院長。
敦煌のガイドさんにホテルのマッサージを頼みます。
本場中国だし、この規模のホテルなら当然あるよね?!と思い、たどたどしい中国語でトライ。
ガイドさんは日本語で、ホテルはマッサージを斡旋していないから、個人的に探して派遣すると約束。
その晩10時、ドアをノックする音。
女性と聞いていたので、バスローブ姿で『こんにちは、私は中国語を習い始めたばかりなので、うまく話せません』(中国語)と挨拶。
OK,OKみたいな感じなので安心したものの、まずベッドの端に足先が向くように仰向けに。
足マッサージの始まりでした。
今までにない快感!
これが本当の足ツボマッサージ?
丁寧過ぎて足だけで1時間終わってしまうのかと心配になりましたが、うとうとしていると今度はベッドの上のほうへ行くように言葉と身振りで。
院長、ほぼ身振りで理解。
極楽~と思いながらうとうと。
今度は、頭をベッドの端に。
『マオチン、マオチン』と連発。
『〇チン?何?』埒が明かずにいたところ、洗面所へ走って行って持ってきたのはタオル。
『マオチン・毛巾・タオル』やっと繋がった院長でした。
最期は頭のマッサージで締め。
翌日の体調回復にはびっくりするほど。
謝謝。
これに気をよくして、最終日ウルムチでもウイグル族のガイドさんにマッサージの手配を頼みます。
『〇〇病院の東洋医学の医生・イーシャン(=医師)が来ます』
中国では、西洋医学(日本で言う医師)だけでなく中国漢方医学(中医学)もあり、漢方や針灸マッサージなどの方法で患者を治すとは聞いていたけれど…
中医師が直々とは!
しかも男性とのこと。
中国語の先生(女性)に、夜どんな格好で出迎え?たらいいのか相談。
相手は仕事(医師)ですが、ホテルの一室。
1対1。
バスローブじゃまずいでしょう?!
かといって、がちがちの服でマッサージされても…
結局、持参のパジャマを着て待つことに。
中国語の挨拶も粗相がないように…と無茶苦茶緊張。
ピンポーン。
相手は日本語で挨拶。
敦煌ブームで日本人観光客が増えた20年以上前に覚えたとのこと。
日本語多め中国語少しの会話。
まずは、椅子に座るよう指示。
首の後ろから頭頂に向かって強く指でなぞられます。
今までない体験。
『今夜よく眠れます』
ベッドでマッサージしながら、中医学について話してくれました。
西洋医学の各科から紹介されて治療すること。
按摩推拿という言葉があり、街中での施術は按摩で、病院は推拿といい中医師が担当するようです。
『〇番の骨棘ちょっと悪いね』
自覚はないので加齢のようです。
そのほか『日本の魚は食べても安全か(原発以来)?』など日本事情も興味があるようで…
強めでやや痛いくらいでしたが、そのあと背面の体温上昇を実感。
足の揉み方も激しかったのですが、その後すっと楽になりました。
さすが医生!謝謝。
中国語話せたらもっと気持ちよかったなぁ…
異国の按摩、again!
こちらもご覧ください