2022.4.5 初めての御朱印
宗教・宗派に関係なく『め・目・眼』に関するワードには、飛びついてしまう院長です。
お寺や観音様にはそれぞれ縁日があり、年間決められています。
院長も仕事があるので、縁日と院長の休みが一致する日は、1年に1回か2回。
昨年から、行こうと温めていた眼の観音様へGO!
新幹線に乗って京都に向かいます。
途中、米原は雪。
サンダーバードも湖西線(びわ湖の西)を通らず、東海道線と北陸本線を通って(びわ湖の東)運行とのニュースが流れます。
サンダーバードの変則運行。
いいな~、京都駅でサンダーバードに乗りたい…気持ちを抑えつつ、京都から長岡京へ、
今回は、長岡京市の『柳谷観音 楊谷寺』です。
駅からは遠いので、縁日以外だと約1時間のハイキング(徒歩)となります。
健脚の院長ですが、さすがに…
縁日だけはシャトルバスがあります。
柳谷観音の開創は806年。
811年、弘法大師空海が参詣されていた折、お堂の傍らの溜まり水で子猿のつぶれた目を洗っている親猿を発見。
空海が17日間祈祷を施したところ、満願の日に子猿の目が開いたとのこと。
空海はさらにこの水に祈祷を施し、眼病に悩む人々のために霊水『独鈷水(おごうずい)』にしたそうです。
大木の人々の眼病を治癒してきた楊谷寺は、全国から参拝が絶えないとのことです。
実際、白杖を持って参拝されている方も何人かいらっしゃいました。
恐らく、回復の見込みのない眼病(色々あります)でしょうが、眼科医には到底かなわない、信仰と祈りが、拝むことで心の救いになるのかもしれません。
眼科医は、失明を防ぐために、視機能を出来るだけ保つために努力しますが、その後のことに対しては微力だと思うことしきり(院長が微力なのですが)。
さて、ここは花手水でも有名です。
手水は手を清めるお水ですが、ここでは、生け花が水鉢の中に浮かべてあり、まるで絵画のようです。
お花の玉手箱のようで、インスタ映えすること間違いなし!
境内には、数か所、種類の違う花手水があり、ついつい写真を撮りたくなります。
正一眼力稲荷大明神では職業柄?特に、しっかりと参拝。
眼科医として精進できますように。
眼病治癒に少しでもお役に立てますように。
眼病平癒祈願というより、眼科医力?授かり祈願になってしまいました。
本堂では、たくさんの僧侶たちのお祈りが始まります。
ほら貝の笛の実演も初めてでした。
縁日の日だけは、押し花朱印がいただけるというので、院長も申し込みました。
押し花キットがあり、色々な大きさ・色の花びらが入っています。
シールの面に、専用のピンセットを使って貼り付けていきます。
美的センスには自信が無い院長ですが、我ながらまずまず…と上からもシールを貼って完成。
押し花の横に『花心 楊谷寺』
とても可愛らしい、初の御朱印です。
お札を買いましたので、また、院内に貼っておきます。
ご朱印も。
眼病平癒のお札やお守りが増えているので、神様同士が喧嘩するのでは?とも聞きますが、人種・民族・国家もジェンダー(性別)もボーダーレス(を目指す)な時代。
お守りの神様だって、色々あって、一緒に居たっていいじゃない?
美しい花手水に、目も心も洗われた一日でした。