2018.3.27 岐阜へようこそ
『岐阜へ行きませんか?』
日頃お世話になっている知人に声をかけてみました。
『岐阜のどこへ?』
『金華山と長良川ってとこでいかがでしょう?』
『ロープウェー?』
『いや、歩いて登ろうと思うんですけど…』
『え~!本格登山?』
『いや、普通のスニーカーで大丈夫だと思います』
お誘いに乗ってくれた健脚の二人を道連れに、いざ岐阜へ。
『金華山』は、標高329メートルの山。
頂上には、織田信長の居城だった『岐阜城』があります。
岐阜と言えば『長良川』と『金華山』
岐阜のシンボルであり、原点というべきもの(だと、信じています)。
そこを案内するのだから、名古屋居住歴20年以上でも、『岐阜人』に戻ってしまいます。
さて、金華山登山には、10のコースがあります。
一般的なコースは『七曲がりコース』
1900メートル60分が目安の比較的緩やかなコースで、以前、子供たちと登ったときはこちらのコースだったような…(実際は百曲がりでした)。
案内板を見ながら『どこから攻めましょうか?』
『せっかくだから、きついのにトライしてみましょう』と、最年少知人。
『百曲がりコース』
1100メートル40分目安。
ジグザグに蛇行する登山道で眺めが良い、との案内。
早速、岐阜城目指して出発!
いやはや、最初から、崖のような岩を登っていくことに。
階段とは違い、高さの違う岩の切り口に、上手く足を乗せ、少しづつ、慎重に進んでいかないといけません。
『キツーイ』
『もう、戻れないよ!』
『何で、このコース選んじゃったんだろ?』
朝は少し冷え込んでいたのに、汗がどんどん吹き出します。
院長、同年代知人、最年少知人の順。
後ろを振り返る余裕もなく、足元だけを見て、無言で登っていきます。
30分ほど登ったところで、木々の合間が開け、眼前に、長良川と岐阜市街が飛び込んできました。
『わ~すご~い!きれい!』
頂上は、もうすぐ。
気合を入れて登頂達成!
ロープウェーなら3分で頂上に上がれますが、自力で登った達成感は大きい!
頂上からの眺めを堪能して、下山。
帰り道に選んだのは『瞑想の小道』
2300メートル50分。
名前からして、のんびり下れるかと思いきや…
いきなり、岩場の急斜面。
滑って転げ落ちないよう、登りよりも慎重になります。
瞑想どころか妄想さえしている余裕なし。
ようやく麓まで下りてきて、改めて『あんな所まで登ったんですね~感激!』の声。
歩数計は6.6キロ、11519歩、階段数100。
日帰り温泉プランを予約していたので、身体を酷使した後は、美味しいご飯で『お疲れ様!』
その後、(長良川)温泉でゆったり、まったり。
名古屋から、1時間半。
ちょっとした小トリップ。
『岐阜へようこそ』
ぜひ足を延ばしてください。