2018.10.16 臨床眼科学会2018
臨床眼科学会に参加してきました。
目という小さな球体ながら、眼科の学会だけで、部位別(角膜とか網膜とか)病気別(白内障とか緑内障とか)診断・治療・研究など細分化されているのですが、今回は最大規模な学会です。
会場は、東京国際フォーラムに加え、年々規模が大きくなったためかJPタワーも。
東京駅から会場に行く途中には、はとバス乗り場。
ツアーを楽しみ人たちが、たくさん並んでいます。
知人と上京して、はとバスの『ホテルの夕食とニューハーフショー』ツアーに参加したことを思い出します。
はとバスでなかったら、足を踏み入れることのない世界でした。
また、乗りたいな~(つい、パンフレットをもらってきました)
当たり前ですが、会場は、眼科医・眼科医・眼科医…
エスカレーターにゆっくり乗る二人組の女性は、明らかに80歳越えです。
その年になっても、学会に行き、勉強する女医。
つまりは、まだ現役?
感服しました。
一方、ベビーカーを引いた若い女医さんも。
最近は、大きな学会では、託児室が臨時に開設されます。
第1号が出来た時に、院長も、息子を預けて参加したことを思い出しました。
あの時は、ベビーカーでなく、おんぶ紐で来たな~
ホテルの部屋にも、ベビーベッドを置いてもらって。
産後1週間で復帰・現在に至るオバサン女医(院長)が、心の中でエールを送ります。
たくさんの演題や講演があるので、予め、自分で聴講プログラムを作り、広い会場を移動します。
最近は、ポスター展示は、パソコンで見ることが出来、効率もアップしました。
学会の短い期間で、インプットされる量は相当なものです。
帰って、整理して、アウトプット出来るようにせねば。
書籍コーナーにも立ち寄ります。
名古屋にも大きな書店はあるのですが、眼科関連だけで何十冊という規模は、学会場だけです。
今回、医学書籍なのに、衝撃的なタイトルだった本は『7年前の常識は現在の非常識 眼科診療の最新標準』という本。
『私、大丈夫かしら?』不安になって、買ったばかりの本を、休憩椅子に座って読み始めます。
しばらく読み始めたところで、『変遷も今の常識も知っていることだった~良かった!』
かと言って、安心は出来ません。
専門分野や、関心の強い分野ではないところは、要確認です。
もし、7年間眼科医を休んでいたら、この本のタイトル通りなのかな?
医師の働き方の問題が話題になっています。
女医の育休・子育てとの両立など、働き方改革も進んでいますが、日進月歩の医療の世界。
子育て中も、勉強は休まず、少しでも医療に関わり続けてほしいと思います。
『女医』(医師)って、華やかではなく、『気力・体力・知力』あって当然の、地味・地道な職業ですから(私見)。
私も、80歳相当の女医さんたちを目標にします!
学会は、非日常の世界で、たくさんの刺激を受ける絶好の機会。
また、日常診療頑張ります。
■学会に関する過去の記事はこちら
→光栄です