2018.12.4 さだまさしコンサート
妹からの誘いで、一緒に『さだまさし45周年記念コンサート』に行ってきました。
『さだまさし』を初めて聴いたのは高校に入ったとき。
アイドルしか知らなかった田舎の中学から、都会(といっても岐阜市)の高校へ入学。
同級生が勧めてきた曲は、今でいう『ニューミュージック』。
きっかけは兄姉の影響なのか、都会のせいか、とにかく新しい友人たちの聴く音楽は『オトナっぽく』見えました。
アイドルを卒業し、種々のシンガーソングライターの曲、『さだまさし』も聴くように。
とはいうものの、母となって以来、20年以上遠ざかっていました。
そして迎えた初コンサート。
一体どんな人が…?
センチュリーホール(名古屋国際会議場)は見渡す限り、自分より年上の『さだまさし』年代(本人は66歳)の人、人、人。
『みんな一緒に応援して年取った人だね~』
妹は『北の国から』以来のファン。
聴いたことがない曲、聴いたことあるけど口ずさめない曲が続いた後、『精霊流し・無縁坂・秋桜・親父の一番長い日・北の国から』が流れるとホッとした私。
『いいわ~あの曲、あの声。これぞ、私の中のさだまさし』
定番曲は嬉しいものです。
往年のファンは前列でペンライトを振り振り。
最近の曲、しっとりのも、自分の知る『さだまさし』にしては賑やかなのも、ワイワイ混ぜながらの熱唱。
間には、ダジャレも交えて漫談もどき(綾小路きみまろ的な)。
両親のこと、活動のこと、多々、軽妙なトークに、あっという間の3時間でした。
自分の人生に参考になる話もたくさん聞けた、と思ったのは、私自身もそういう年になったからでしょうか。
以前、息子さんの『TSUKEMEN』コンサートに行ったのですが、この時は、イケメン・若さ・音楽で勝負!
素敵な曲を聴かせてもらいました(今もCD聴いています)。
お父さんの『さだまさし』のコンサートは、さすがベテラン!という楽しませ方。
個人的には、作家としての『さだまさし』作品が好きです。
『眉山』『風に立つライオン』『アントキノイノチ』『ちゃんぽん食べたか』などなど。
映画も良いですが、原作はもっと良い(と思っています)です。
『さだまさし』の多才さを改めて実感。
非日常の世界へ誘ってくれた妹に感謝です。
また時々聴いてみようと思います。
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