2022.12.6 リアルDr.コトー その1
地図を眺めるのが大好きな院長です。
行った所は、回想を。
行ったことがない所、行ってみたい所は想像・妄想を。
北は稚内・利尻島・礼文島まで(学生時代)。
南は石垣島まで(家族旅行)。
石垣島は、子供たちが小さい頃だったのでマリンスポーツ三昧。
そして、西表島を筆頭に周囲の離島観光。
ドタバタの珍道中だったけれど、過ぎてしまえば懐かしい思い出(親だけ)。
さて、石垣島・西表島を南下すると、日本の最西端の島『与那国島』。
どんなとこだろう?
以前から気になってはいたものの、行くにはハードル高し。
名古屋から1791キロ。
石垣島から117キロ。
日本最西端の岬の先は、111キロ先の台湾。
与那国島は『Dr.コトー診療所』のモデルにもなっている島です。
吉岡秀隆さん演じる主人公『Dr.コトー』と島の人の医療をめぐるヒューマンドラマ。
自身の吉岡さんのイメージは、『北の国から』の純、『男はつらいよ』の光男。
どちらも、ほぼリアルタイムで見たので、院長の年代が分かるというもの。
『Dr.コトー診療所』は、現実にはない虚構(医療ドラマはほぼそうです)で職業柄興味もなく、つい最近再放送で見たくらいでした。
院長は、旅先・学会先で、つい病院や医院の看板や建物に目が行ってしまいます。
ここでどんな先生がどんな診療をしているのだろう?
地方に行けば尚更で、時には宿の人に質問してしまいます(変人の客かも?)
Dr.コトー診療所のロケ地やモデルの診療所が今もある与那国島。
リアルな診療所が実在するはず。
実際、町立の与那国診療所があります。
そこではどんな医療がされているの?
架空の島『志木那島』でなくて、与那国島のリアルDr.コトーに会いたい。
離島医療を知りたい、勉強したい!
動き出した知的好奇心は止められず…
手紙をしたため、電話をし…と、我ながら驚くほどの積極的なアプローチにて、見学出来ることに。
実は、院長は過去に一度だけ離島医療に従事したことがあります。
まだ、大学病院にいた頃。
当時、鹿児島のある離島に月に一度、ローテーションで外勤がありました。
土曜の朝に名古屋空港(小牧です)を発ち、鹿児島で別の飛行機に乗り換え、島へ。
土曜の午後と日曜の午前診療を終えて帰路に。
1か月に1度の外来に、多くの患者さんが来院されたこと。
急を急ぐ病気や、経過を見ないといけない患者さんは、奄美大島や鹿児島に送るしかなかったこと。
他科の医師と話して、色々な生き方・働き方があるのだと知ったこと。
大学病院しか知らない若造(院長)は、結構な刺激を受けました。
*続きは次回に*