2024.6.25 ツバメもお疲れ?
低空飛行でツバメが飛んできた…
すぐにラベンダーの細い枝に掴まって静止。
じっと動きません。
1メートルほど近づいていくと、目を閉じています。
こんな近くで見られるのは珍しい。
部屋からスマホを持って戻ってみるとまだ目をつむっています。
50センチ近づいても変化がないので写真をパチリ。
さらに30センチまで近づいてもピクリともしません。
風で枝が揺られても気持ちよさそうに目を閉じて、揺れに体を任せています。
観察するところ、まだ尾羽が短く、側面にも産毛のようなものが残っています。
飛び始めたばかりの子ツバメのようです。
ちっとも目を覚まさないので、こちらもその寝顔をじっと見ていること10分余り。
変化ないので場を離れます。
そうはいっても5分ごとに見に行く始末。
30分を過ぎた後、いなくなっていました。
疲労回復したのでしょう。
掴まった枝で眠ってしまう程、社会生活は子ツバメにとって相当のストレスのよう。
我が家には、20年以上毎年ツバメが飛来。
この季節、ツバメのためのお掃除オバサンに徹する院長です。
3つの巣が、全部埋まる年もあれば、カラスなどに襲撃され破壊される時も。
巣の下に卵の殻を見つけると、それからは、掃除の量が一気に増えます。
親ツバメが戻ってくると、一斉に口を開き、餌をもらいます。
食欲旺盛ということは排出物も多いということ。
本能的なのか、お尻を巣の外に向けて糞をします。
その量、恐るべし。
時に、赤ちゃんが落ちてしまうこともあり、多くは助かりません。
昨年のように息子が育てて成鳥になれることもありますが。
ツバメは福を運んで来ると言うし、子育ても終了した院長としては、毎年のお掃除オバサンも(ツバメ)子育て協力の一環と思える余裕も出てきました。
口をパクパクしている雛を見上げながら、小さい頃の息子たちに重ねる母。
ラベンダーの小枝ですやすや眠る子ツバメを見ながら、新米社会人の息子たちに重ねる母。
先日コロナ以来の旧友に会いました。
彼女とは、大学受験の塾で知り合った仲。
田舎なので、文系理系難関大学と医学部は混合クラスでした。
彼女は文系大学を出て、専門職。
約5年ぶりに会ったKちゃん。
『非常勤にして仕事半分に減らしたの』
『どうして?』
『駄菓子屋さん始めた。前からやりたかったから』
彼女の話を聞くと、また違う世界を知ってわくわく。
売り上げ心配しますが…
『まずは駄菓子屋さん。これが最終ステージじゃないけどね』
カッコイイ!
お互い子供も社会人になり、まだまだ自分の目標に向かって行動できることを再確認。
ツバメの成長を見、息子たちの社会人としての成長(話)を聞き、安堵。
でも、オバサン(母)だってまだまだ成長(ゆっくりだけど)する!
息子たちよ、これからは母の成長を見守ってね~
母の日もスルーだった息子たちへのリクエストです。
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