2020.6.30 同じことを考える
今季、大学はオンライン授業がメインなので、『大学合格しました!下宿生活します。帰省したらまた来院します』宣言した新1年生の患者さんたちは、前言撤回。
まだ自宅暮らしで、自宅からの聴講がほとんど。
息子たちは、3月半ばに下宿に戻って以来、帰省していません。
気にかける母(院長)。
『体調変わりない?』
『ご飯食べてる?』
『何かいるものある?』(いらない物を送っても迷惑がられます)
大体この3パターン。
『ない』
『うん』
『ない、あれば言う』
大体こんな返事。
なのに、また同じメッセージを送ります。
何か欲しいものを連絡してくると、いそいそと配送手続きや荷造りをしてしまいます。
『荷物届きました。ありがとう』(時にはスタンプだけのことも)にガッツポーズ。
親バカです。
夏休み、待ち遠しいな。
いつもバタバタと家事をしている院長ですが、息子たちのお世話も少しだけ待ち遠しいな。
今年の夏休みは短くなるのは承知ですが、帰省はするだろうと期待していた母。
『夏休み、いつ帰ってくる?』
『今年は、夏休み短いし、休み明けに試験もあるから、多分帰省しない』と次男。
ガ~ン。
嫌がられるのを承知で電話(今どきの息子たちは、親子の会話も電話よりLINE)をすると、意外にもすぐ出ました。
久々に次男と会話らしい会話。
この自粛生活をものともせず、家事能力は上がり、外出控えで出費も減り、オンライン飲み会を楽しみ、一人暮らしが確立されているようです。
試しに、ビデオ通話にすると…
口の周りに髭をはやした次男が…
『え~!?どうしたの?』
『学校休みだし、マスクだから、一度伸ばしてみようと思って』
『は~』
初めての息子の髭に戸惑う母。
『やってみたいんじゃないの』と家人。
『伸ばしたことある?』
『僕はないけど』
『知らないうちになんか男っぽくなっていくよね~』と、少々淋しい母。
そんな時には、三男にも電話を。
『もしも~し』
こちらも、自粛生活ながら、下宿生活を満喫しているよう。
『最近の顔見せて~』
『ええよ~』
写し出されたのは、口の周りに髭をはやした三男。
『え~!?どうしたの?』
『学校休みだし、マスクだから、一度伸ばしてみようと思って』
『は~』
どちらかというと可愛い系(親バカ)の顔だったのに~
『考えることは兄弟同じなんだな』と長男。
『俺も伸ばしているから』
『えっ!髭伸ばしていたの?』
長男は、伸ばしているというよりちょろちょろの無精髭。
兄弟で一番、髭が薄くて伸びないのが悩みなのだとか。
ダンディなイケメンには程遠い髭息子たちですが、ステイホームだからこそ、トライ出来る男性ならではの楽しみかな。