2022.11.8 毎日紅葉
朝晩めっきり冷え込み、紅葉の季節となりました。
院長が、10月後半から毎日楽しみにしているのが、クリニックの真向いの街路樹の色付き。
カエデだと思いますが、10月後半から少しづつ色づき始め、現在かなりの色づき加減です。
朝日に照らされて、赤色がより映えます。
この季節、毎朝、これらの街路樹の美しさから、ちょっとした心の栄養をもらっています。
日本各地、自分なりに、色々な紅葉の名所に行きました。
名所だけあって、わざわざでも出かけていく価値ありの所ばかりでしたが、それは非日常の美しさ。
こんな間近に紅葉(といってもどこにでもある街路樹)を見られる日常も幸せ~と思えるように。
足るを知る…と言っていいのか、外ばかりでなく内なる幸せにも気づけるようになったのか…
紅葉の赤色の正体は、アントシアニン。
秋になり気温が低下すると、クロロフィル(葉の緑の元)が分解され、アントシアニンが生成され、赤くなります。
アントシアニンは紫外線吸収効果があり、紫外線など有害な光を守るための色素です。
植物は自分で作れるけれど、ヒトは作れません。
アントシアニンはじめ抗酸化作用のある成分は、昨今、抗加齢医学で注目。
加齢性黄斑変性症や緑内障向きのサプリメントもあります(当院でも取り扱いあります)。
街路樹をきれいだな~と眺められる余裕が出来たのも、ここ数年です。
子育てを終えて、やっとすぐ近くにあるちょっとしたスペシャルに気づくように。
街路樹の色づきは、息子の小学生時代にタイムトリップも。
三男が小学1年生の時、生活発表会の出し物は『落ち葉のプール』
『それぞれ45リットルのごみ袋に落ち葉を拾ってくること』がクラスのミッション。
街路樹の色づくのを待って、1枚1枚拾っては袋に入れ…を繰り返しました。
とても45リットルいっぱいにならないので、あちこちに遠征。
3人の子供たちが、一緒になって、1枚1枚拾いました。
『落ち葉のプール』は成功だったのか否かは記憶にありませんが…
さて、今年も、就学時健診が終わりました。
しっかりしている子から、母親から離れられない子まで様々。
視力検査の結果が芳しくない児童には、再検査を勧めます。
健診後、早々と再検査に来院する患者さんも多々。
緊張して学校の視力検査が上手く出来なかっただけという心配ないケースが多々。
しかし、遠視や近視その他の病気が見つかることもあるので、必ず就学時前に受診をお勧めします。
『学校で会ったよね!?覚えてる?』
『うん』の子も、首を傾げる子も。
『どこの学校へ行くんだっけ?』
『○○小学校』と答える子も『う~ん、忘れた…』の子も。
就学時健診は紅葉始まりの時期。
小さな可愛い新1年生を診ながら、今は成人した小さく可愛かった息子たちとの思い出がよみがえる院長です。
落ち葉を拾いながら、どんぐりの笠を小さな指にかぶせては『母さん、見て~!どんぐり帽子だよ!』
院長はオバサンにしては?現在と未来を向いているほうだと思います。
しかし、秋(人生もですね)だからか、郷愁に浸る束の間も。
もう小学校ではお母さんに間違えられません。→前回の記事はこちら