2023.8.22 何しにカンボジア? その1
比較的短期間で行ける東南アジア。
世界遺産・アンコールワット遺跡群を見尽くす!+α(個人的興味&好奇心)の旅。
アンコールワットは遺跡群の中でも、抜群に知名度が高くその美しさも有名です。
しかし、それ以外にもアンコールトムやまだ修復中の遺跡(寺院)がたくさんあります。
ガイドは現地のTさん。
日本語がペラペラです。
聞けば、20年前に仕事先の日本人から日本語を習い、その後私塾で勉強を続けているそう。
日本渡航歴はなし、憧れの日本にいつか…と貯金に励んでいるとのこと。
アンコール遺跡の歴史。
仏教寺院、ヒンドゥー寺院、両方が融合した寺院。
建物・壁画・像の説明。
メモ魔の院長に、復習の意味でTさんが質問(説明の確認)。
書くけどすぐ忘れている院長(記憶力低下甚だしい)。
しかし、3日間いくつもの遺跡群を訪ねて話を聞くと、古代9-12世紀のクメール王朝時代の偉大さが偲ばれてきます。
寺院の壁画は、天国から地獄の様子まで、中には恐竜の絵(この時代に何故?は謎)もあり、書物のない時代、壁画が図書館の書物の役割を果たしたのだとか。
カンボジアが、宗教戦争、民族戦争、内戦など戦争ばかりの歴史の国であることも、石像や宝物の損傷・紛失が物語っています(Tさん説明あってこそ)。
1日当たり約2万歩、アップダウンも激しく、院長より年上と思われる人は見かけません。
遺跡群を堪能するなら、体力は絶対!
普段の筋トレの成果が発揮できました。
アンコールワットの朝日鑑賞(5時から開園)や、空港では、老若男女・世界中の人がいたので、見るだけの人が圧倒的に多いのかもしれません。
Tさんは
『農村部と農村地の違いは何ですか?』
『崩壊と破壊の違いは何ですか?』
『連日を言い換えるとどういう言い方がありますか?』
などなど、ガイドの時に疑問に思った日本語のことを尋ねられるので、私もネイティブとして回答します。
『とても勉強になります、知識増えました』
車で移動中も『何でも聞いてください。答えられることなら何でも答えます』とTさん。
日本語で質問を受けるのも好きそうなので、院長も質問攻めです。
遺跡については勉強不足で、深い質問は出来ません。
しかし医療や文化には興味があるので、あくまでも一日本人の観光客Ms.HASEGAWAとして色々尋ねてみました。
Tさんは、医療については専門外なので、あまり詳しくありません。
また前提として、滅多に病院にかからないから。
と言うより、かかれないから。
この国は、公的医療保険制度はないとのこと。
公務員は何か優遇があるらしいし、民間の医療保険に入る裕福な人もいるそうです。
ガイド(国の認定要)は自営業。
Tさんも保険未加入、受診すれは100%自費です。
そのためか、町のあちらこちらに薬局を見かけます。
何か症状が出たら、薬局で薬を購入。
数日~数週間様子を見ても改善しなければ、病院へ行く構図。
医師の数も少なく、医療レベルもあまり高くないので、富裕層は私立病院や外国に行ってしまうそうです。
日本の皆健康保険制度、フリーアクセスで負担も0~3割。
僻地医療の課題はあるものの、概ね医師全体数は多く、医療レベルも世界水準の日本。
Tさん『日本の国、大変羨ましいです』
次回に続きます…
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