眼科検診:小学校編   2008.6.2

保健室に入るや否や「あっ!知っとる!」「見たことあるー!こー先生や!」の声。小学校の検診ではまだ初々しい1年生が緊張の面持ちで並んでいます。きっと受診したことのある、もしくは就学時検診で見たことのある眼科医でホッとして出る言葉なのでしょう。小学1年生の反応は本当に可愛いものです。就学時検診では保護者と一緒でもあり、まだ保育園や幼稚園が違う知らない物同士で、泣きべそで検診を受ける子もいます。しかし、1年生になると大方の子供たちは、先生の言いつけ通り覚えたての台詞で挨拶が出来るようになります。私の検診スタイルは、名前を呼ばれたら’ハイ’の返事をするか、自分でフルネームを名乗る(学校によって違う)ことが前提です。私の子供時代なら当たり前だったことでも、最近の子供たちは検診の時の特別なことかもしれません。目の前で名前を呼ばれても無言‥(この場合くどいほど私は名前を連発する)の生徒。苗字のみ(同姓があるので下の名前まで言ってもらう)名乗る生徒。名前のみ!(低学年に多い。欧米風?かもしれないがこの場合もフルネームで言い直し)名乗る生徒と、様々です。そういう生徒には、人違いを防ぐためにも、自分の存在を確認させるためにも返事や自分の名をきちんと名乗ることは基本的なことと、やや説教じみてしまう私です。さて、今年ある小学校では1年生から「私は××です。よろしくお願いします。」と始まり非常に爽やかなスタートでした。同じあいさつの繰り返しに、瞼を下げながら’My name is ****.’と英語の基本構文が浮かんできます。上級生になると文体丸暗記の自己紹介派は減少し、’礼儀正しい派’と’とりあえず言う派’に分かれていくのも興味深いものがありました。学年が上がるに連れ、私の腕は下方運度から上方運動に変わり、高学年(中にはびっくりするような体格の子もいるので)では、生徒に椅子に座ってもらい検診することになります。校医歴が長くなってくると就学時から卒業(場合によっては中学も)までその子を検診することになり、毎年子供たちの成長も検診時の楽しみです。学校行事にほとんど参加できない母親(私)が校医として検診に来ることをすごく喜んで興奮していたうちの息子たちも、高学年になると照れ臭く他人行儀なのも成長を感じるひとコマでもあります。さて、帰り道My name is***.の後の「よろしくお願いします」はI’m glad to see you.でいいの??この場合ちょっと違う気もする?うーん??とはまり込んでしまった私。旧知のアメリカ人の友人(日本語ペラペラ)に尋ねると、この表現を教えてくれました。Thank you for seeing me today.

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女医の髪の長さは?   2008.5.24

雑誌(学術雑誌ではない)に載っている話題の?モデル張りの女医さんたちを見ると決まって気になるのが髪の長さです。ほとんどがロングで白衣の肩からやわらかく伸びています。本当にこの髪型で仕事しているの?といつも疑問。 私の知るところ現場での女医の髪形はほとんどショート、ミディアム(今の私くらい、肩に付かない)までで、ロングの人は知る限りきちんとゴムで結ってすっきりまとめています。医学生時代から清潔とは何か(一般の概念よりかなり厳しい)、髪の毛はいかに不潔か(洗髪の有無ではなくあくまでも医学的に)などの衛生概念を植え込まれてきた私たち普通の医師にとって、白衣に髪の毛がかかるなど医療従事者として在り得ないことと違和感を覚えてしまうのです。確かに髪が長くたらりと伸びていると女性度(セクシーさ)はアップしますが、着ている物は白衣(仕事着)です。これが白衣で無くドレスなら違和感も無いのですが、そうすると女医(よりはサービス業ぽくなってしまい)をアピール出来なくなるからでしょうか。そもそも女医としてセクシーさをアピールする必要があるの?(職業上意識しない女医のほうが多いはず) せめて実際の医療現場では髪の毛たらりでないことを望みます。

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眼科検診:中学編   2008.5.13

この季節、校医の仕事として検診があります。まず第一弾は隣の学区の中学校へ。昔は10クラスずつありましたが、今は中学が新設され各7クラスに減りました。それでもわりと大きい規模です。校医で検診の際に楽しみなのは生徒たちの成長ぶりを実感することです。特に今年はこの中学校は長男が通っていた保育園がある学区が入っているので6年ぶりに見る見覚えのある顔が多くうれしくなってしまいました。眼瞼をめくりながら(これは健診の仕事)、成長した姿にもまだハイハイをしていた頃の面影を感じてしまいました。若いときは親の昔の知人に会うと「小さい頃の面影があるわ」とか「××しとったよねー」などと当の本人の記憶に無い言葉をかけられても返す言葉も無く、ただ親と知人の昔話が終わるのを待っていましたが、子供もある程度大きくなったこの年齢になるとそのような言葉が出てきた気持ちもわかります。しかし、ここはあまり前面に’×ちゃんの母’を出さず(もういつまでも子供ではないと思い始める思春期にそんな声かけをされたら嫌でしょうし、忘れられているのがオチ!)、感慨にふけりつつも、そつなく検診をすすめました(お母さんに会えばもちろん昔話に花が咲くでしょうが)。さて中学生といっても1年生は初々しい。特に男の子はまだ小さい子が多く、制服にもかなり余裕があり可愛い少年が多いのですが、学年が上がるにつれ、身体も雰囲気も男の子から男性らしくなってきます。返事(私の検診は名前を呼ばれたらハイ!と返事をすることが必須)の声も太くなってきます。それでも男子学生は元気でのりがいいので、そのあたりはまだ幼さが残っています。女の子は少し早く二次成長が始まるせいか、小学校高学年から中1くらいまでは男の子より背が高いのですが中2以降はほとんど伸びず、その代わり女性らしさが加わり、はじけるような丸みを帯びた顔、身体になってきます。制服が弾けんばかりの腕は、単に太っているおばさんの腕の感触とは確実に違う若さゆえに存在するもの(経験済み)。それに比して返事は小さく恥ずかしそうな声で「はい」。私の中学時代もそうだったわー(あんパンというあだ名を想像してください)。でもこの数年で、みんな男子はかっこよく女子は綺麗になりますからね(日々の診療で実証済み)。若いってうらやましい!

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地球に優しく…   2008.4.11

緑区では昨年10月からほとんどのスーパーでレジ袋が有料になりました。最近では全国的にマイバッグ運動が広がっていますし、名古屋市では全市に渡ってレジ袋有料化が推進されています。無料だとどんどんもらっていたレジ袋でもたとえ5円でも有料となると財布の紐は硬いのが庶民の心理。最初は袋を忘れてハンドバッグに詰め込むこともありましたが、今ではマイバッグを持って買い物に出かけることが習慣になっています。地球温暖化が叫ばれてる昨今、京都議定書の温室ガス排出量6%削減を達成するには08~12年度の平均で、年11億8600万tにしなければならないらしく、排出量は90年度比で全体が6.4%増に対し家庭部門では30.4%増で政府も対策強化を急いでいる部門の一つなのだそうです。(朝日新聞より)小さなことから、できることから取り組むことはとてもいいことだと思います。この小さな積み重ねも世界の将来、地球の将来には大きな影響を及ぼすことでしょう。今年はドラえもんの映画も環境をテーマにメッセージのある内容でした。それ以外にCO2削減出来ることは?往復2キロを自動車から徒歩や自転車にするとレジ袋9.8枚分CO2削減!これを知ってから、半径1キロ以内は自転車で出かけることにしました。ただし自転車のかごに入る量の品物に限りますが。日頃のエアロバイクの成果か漕ぐのには抵抗がなくなっている私。環境にも身体にもいいといい気になっていたら、どうも最近涙でしょぼしょぼ、アイシャドウが落ちやすい、くしゃみが多い‥もしかして?と採血すると今までアレルギーの無かった私ですが何とスギ+!’それぞれ個人によって許容量の違うコップがありそれが一杯になると発症する’とアレルギーの患者さんに話している通り。今年の春は、CO2削減にひとり躍起になりすぎてスギ花粉症を発症させてしまったトホホ‥の私です。

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映画SICKOを観ました。   2008.3.25

遅まきながら愛知県保険医協会(医師歯科医師の医療を考える団体)主催の映画会がありSICKO(マイケル・ムーア監督)を観てきました。気になっていたものの、一般映画館で上映中に観られなかった私としては絶好のチャンスでした。アメリカでは国民皆保険の医療制度が無く、個人で民間保険に入っていたとしても保険会社の損得で実際に疾病にかかった時も必ずしも支払われるものではなく病死や破産に至ることもある現状を体験者の実話に基づいて放映されています。また対比して隣のカナダ、イギリス、フランス、キューバの医療費無料制度(すべての人が対象!)を報道しています。かといって医師が疲弊(日本の医師は滅私奉公、自分や家族を犠牲にしても職を全うすべしと洗脳されてきました。しかし医師も人間です‥)しているわけではなく、日本と違い労働時間も報酬もきちんと保証されているようです。アメリカでは国民皆保険制度は社会主義につながるという上層部(保険会社やそれに絡む政治家)からの洗脳があるようでした。旧ソ連を意識しているのでしょうか。
それはともかく、日本は国民皆保険制度があり素晴らしいと言われていますが、すべての国民の医療費が無料である国々がある現実を知ると、政府の医療費削減計画は一体どうして?と考えざるをえません。ミサイルや軍艦を買うお金があれば医療や福祉にまわすべき。現場を知らない官僚たちに、国民みんなが考え訴えないといけませんね。フランスの医療福祉制度が充実している理由に、「政府は国民の不満から革命が起こるのを恐れているからでしょう」という台詞がありましたが、日本ではそこまで熱くなれず、国が決めたことに渋々ながらでも従ってしまいます。国民性の違いでしょうか。4月からまた医療制度が変わります。日本はどうなっていくのでしょう?

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梅を見に   2008.3.15

3月はひな祭り。そしてうららかな春のお楽しみは桜の前の梅見です。久しぶりに暖かくなった土曜日の午後。農業センターの梅見を子供たちに誘ったところ、梅よりも友達との遊びを優先されてしまいました(昔は日曜日のお出かけと称してお弁当やおやつを持って歩いて出かけたものです)。そういうわけで今年は一人で出かけました。農業センターの梅祭りは有名なのに加え土曜日の午後ということで、人人人‥でした。農業センターは梅の山ゾーンと、芝生、動物ゾーンに大きく分かれています。当然梅祭りの目玉は梅なので梅の山ゾーンを巡ることになります。ここも普段は子供連れのお弁当広場ですが、さすがにこの時期は梅の観賞者ばかりです。芝生ゾーンが小さい子供連れが多いのに対し、こちらは大人向け、一人向け(もちろんグループ、カップルというより熟年夫婦もいますが)でもあります。過去に家族でここは何回も来ましたが、しみじみ梅の花一つ一つをじっと見たり、被写体を梅のみで撮るのは初めてでした。満開のしだれ梅は桜よりも花一つ一つは小さいものの、知的で芯の強さ(色気の無い勤勉な女子学生?)を思い起こさせます。昔覚えた菅原道真公の「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」の歌が思い出されます。桜よりも知的な梅見!?歌と一緒に浮かんだのは太宰府天満宮の梅が枝餅。来年は是非取り寄せて梅見に合わせて持ってこよっと。梅見の甘味には合わないナーと思いつつも定番のアイスクリーム(農業センターおすすめ)を食べてしまう私。花粉症の夫(後が気の毒で外に誘えません)に写真で梅を見せて、今年の梅見は終了です。

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世界で一番好きなひとは?   2008.2.6

寝る前に、答えは決まりきっているのですが、「世界で一番好きなひとは?」と尋ねるのが習慣になっています。ベッドの中でこの答えを聞くと、まだまだいける!と思う私です。甘い言葉で「ママ!」と言ってもらうと、つくづく息子を産んでおいてよかったと思います。とはいうものの、まだ三人の息子が低学年だった頃までは、こんなにもてていいのかしら?と言うくらい激しく「ママ大好き♪」コールを三人から受けていたのですが、最近は期待に応えてくれるのは三年生の三男のみ。三男は末っ子で甘えん坊なので「ママ、いっしょに寝よー」。そこでいつものお決まりの問答が始まるわけです。少しは心優しい?次男は「世界で一番好きなひとは?」と聞くと「母さん!て言って欲しいんでしょー!?しょうがないなー。母さん!」。一方長男は「あほじゃない?何くだらんこといつも聞いとるの?」(しゅーんとしょげる私。)しかしそう言われつつも、一緒に寝たがる時もある(友達には内緒らしい)6年生なのでまだ母への愛?を受け止めてあげています。いよいよ思春期に入れば、もう甘いせりふも抱擁もなくなるでしょう。今までの息子たちとの甘美な思い出を大事に胸に秘め(今後いっしょにお風呂に入ったり寝たりしてくれる機会は私が老婆になってからくらいでしょうか?)、はたから見たら息子命!に思われないよう少しずつ子離れをしていかねばと思いつつも、もうしばらく「世界で一番好きなひとは?」を問う愚母な私です。

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ぞうきん   2008.1.22

入浴も終え、ほっとしていると三男が「明日学校に持っていく雑巾ちょうだい」。
「今、新しい雑巾ないよ。」
「今から100円ショップか薬局で買ってきてー。」
「だったら母さんが作ってあげるわ。」(今さら着替えてメイクして出かけたくない)。
「えっ!作れるのー!?(雑巾は既製品だと思ってたの!?)作ったのでもいいのかなー?(あたりまえでしょ)」。
早速タオル(新品が無く、数回使用した比較的新しいもの)を持ってきて手縫いを始めました。裁縫の出来ない三男にとっては器用に見える手つきで針を進めていく私の指先を見ながら、雑巾が出来ていく様子に感心しつつも、
「みんなのと違うけどいいかなー(タオル四つ折で作る雑巾は100円ショップよりやや大きめで厚いから)。先生に新しい雑巾と言われたけど大丈夫かなー。」
と心配していました。
「厚みがあった方が使いやすいよ。雑巾としては新品(材料のタオルは中古品でも)だし。それに世界で一つしかないからかなり高級(こじつけ)だよ。」
と、不完全な直線の運針跡(人に見られたら私の裁縫の程度がわかるというものですが)のある雑巾を渡しました。私たちが子供の頃は雑巾というと家にある使い古したタオルで作って持っていったものです。子供の保育園時代、雑巾や足拭きを持っていくのに新品のタオルやバスタオルで作るようにいわれ、何故?と思いつつ(今でも??です)雑巾を作るのにわざわざ新品のタオルを調達したものでした。そのうち100円ショップで雑巾が売り出され、材料と手間を考えると提出用はぺらぺらの雑巾一辺倒になっていました。そんなことで子供たちも雑巾は古いタオルの再利用ということを知らなくなっていたようです。私は裁縫は得意ではありませんが手縫い(ミシンは我が家にはありません)の雑巾作りは嫌いではありません。雑巾は運針がどのようであろうと四辺と対角線を縫えばそれなりに使えるようになるからです。翌日帰宅した三男は
「先生に ’母さんの作った雑巾のほうがいいんだよ’ って言われた。」
と報告してくれました。良い結果となりました。担任の先生のご指導に感謝です。

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身体を鍛える   2008.1.14

昔から運動音痴で体育は大嫌いの私です。体育会系に入っても落ちこぼれてしまう私は医師になって体力がもつのかと心配したこともありました。が、実際医師になってからの体力というのは、運動能力ではなく、へこたれず仕事を続けるための丈夫さのことであり、運動音痴の私でも医師になって自分の都合(病気)で仕事が出来なかったのは、あとにも先にも出産以外ありません。運動音痴といえども、人とあわせてスポーツするのが苦手(下手だから)ということで、一人で地道に運動する(ゆっくり1キロ泳ぐ、ジムでマシンを使う、てくてく歩くなど)は嫌いというわけではありませんでした。そんなわけで運動音痴ではあるものの慢性運動不足状態ではなかった私ですが、三男を出産後、育児と家事と診療に明け暮れ、運動不足に陥りました。そこで某紙面で宣言。居間にエアロバイクを鎮座させ開始しました。毎日とはいきませんがとりあえず継続はし、この9年で当初よりずいぶん負荷も上がり、少々の歩き、傾斜にはへこたれなくなりました。エアロバイクをこぎながら、ラジオやCDを聴いたり、読書をしたり(やや揺れるので眼科医としてはお勧めではありませんが)と一石二鳥です。そして数年前から腹筋マシン(通販出購入)も加わりました。昔から腹筋は一回も出来ず苦手中の苦手でしたが、まずは1回からはじめ、今は50回が日課です。おかげで長年の腰痛がすっかり治ってしまいました。さて今年は肩と上腕を強化ということで腕立て伏せとダンベルを追加することに決めました(実は数年前に油圧式の上半身を鍛えるマシンを購入したのですが、ジムのものより使いづらく放棄したので今年はお金のかからないものでトライ)。三日坊主にならないよう、まずは10回を楽にクリヤー継続したいと思います。(太もも締まってきたような‥、腹筋四つに割れてきたような‥)などと、年末に購入した姿見でチェックしている私はナルシストそのもの(やっとその気持ちがわかってきました)ですが‥。

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ペンフレンド   2007.12.22

携帯やPCのメール普及により、文通という単語も死語になりつつあるのでは?と思いますが、その文通を20年以上続けています。当時受験生の私の勉強の教材は、朝ラジオから流れる(岐阜では朝5時からの放送でした。予約録音機能などない時代なので、その時間に聞かないと2度と聞けませんでした。)’大学受験ラジオ講座’でした。♪タラタタタター♪♪タラタタタター♪のメロディーは聴いたことがある人しかわからないですが、このメロディーは今も口ずさんでしまう懐かしさです。さて、その昔、漫画雑誌、学習雑誌には文通コーナーがあって、今の個人情報保護法下では信じられないのですが、個人の住所や年齢など開示されていました。ラジオ講座の雑誌にも読者のコーナーがあって、そこで文通相手を求めていたのが、R子ちゃんです。お互い理系、福島と岐阜と離れていても苦しいのは同じと、勉強のこと、その他たわいもないことを書いては送り書いては送り、大学に入学した後も、そして、就職、結婚、出産を経た現在もその交流は続いています。今回は6年ぶり、当院の開院10周年を記念しての再会です。R子ちゃんの一人息子Y君とも初対面でした(6年前はいなかったから)。返事もメールならあっという間ですが、時代に逆らい手書きの手紙で互いの近況をやりとりする私たち。乱筆乱文で書きっ放しも長い付き合いなので無礼講で続いているのかもしれません(今はほとんど文書はPCで打つので乱筆は無いし、乱文の校正も削除や挿入で楽になったので)。大事なペンフレンドのR子ちゃん、これからもヨロシクネ。。

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