食で乗り切る 2010.11.29
待合室の水槽のイソギンチャク、最近元気がなく小さくなっていました。そこで食用の魚の小さな切り身を少しずつ与えたところ、見事に復活!大きさも戻り、触手もゆらゆらと気持ち良さそうです。隠れクマノミも安心。「堤防と人間は杭(食い)でもつ」祖母によく言われた言葉ですが、人だけでなく生物すべてにあてはまりますね。風邪の流行る時期になりました。ちょっと体調が?と思ったらスタミナのつくものを食べて、この冬も乗り切りたいと思います。
待合室の水槽のイソギンチャク、最近元気がなく小さくなっていました。そこで食用の魚の小さな切り身を少しずつ与えたところ、見事に復活!大きさも戻り、触手もゆらゆらと気持ち良さそうです。隠れクマノミも安心。「堤防と人間は杭(食い)でもつ」祖母によく言われた言葉ですが、人だけでなく生物すべてにあてはまりますね。風邪の流行る時期になりました。ちょっと体調が?と思ったらスタミナのつくものを食べて、この冬も乗り切りたいと思います。
街路樹の色づきで晩秋を感じる例年ですが、今年は紅葉を見てきました。3時間トリップ、行先は東山動植物園。平日ながら動物園は親子連れが多く歓声奇声の喧騒、一方植物園は年長者ばかりで静寂の世界。落ち葉をカサカサと踏みながら、何年かぶりに紅葉を愛でていると、こちら(植物園)側のほうが居心地良く感じているオーバー40の自分がいました。植物園の良さがわかるには人生経験が必要のようです。今度は桜の季節に行ってみようと思います。
週末は臨床眼科学会に行ってきました。土曜日は夜9時まで、翌日は朝7時半から聴講し、知識のインプット。今回は神戸でしたが、唯一神戸気分を味わったのは、帰りの新幹線での駅弁と久々のタマゴロウ(私のお気に入りのゆでたまご、過去のコラムを参照)。ちなみに駅弁は‘神戸牛のステーキ弁当’ではなく、‘神戸のステーキ弁当’。確かにリーズナブルでしたが、買う時は勝手に神戸牛と信じていた私。開封時に「牛」がついていないことに気付き、思い込みとは恐ろしいと実感。「モ~!」(私だけ!?)。まぁ、これも学会関連の収穫としましょう。
日本シリーズ終了、延長戦に持ち込んだ連夜の試合でしたが、中日惜しかったですね。さて先週の日経夕刊に3秒で幸せになる方法と題する作家の朱川湊人氏エッセイがありました。<たとえば何かをしてもらった時、相手の目をしっかり見て「ありがとう」て言うんだよ。短くてもいいから、ちゃんと心をこめて>自分も幸せになれるし、相手も暖かくなれる方法。筆者も聞いた話を書いているのですが、それがまたこのように広がる言葉の力は大きいです。これからの寒い季節でも、心はすぐに暖かく出来ますね。
紅茶が恋しい11月になりましたね。先週は、熊の前小学校の家庭教育セミナーで‘学童期に気になる眼のこと’と題して講演をしました。一般向けのスライド作成は初めてでしたが、1時間の講演の中で、いかにわかりやすく、退屈させずに伝えるか、自分自身とてもよい勉強になりました。聴講していただいた方には感謝です。インプットばかりでなくアウトプットの重要性を実感、良い経験でした。
気がつくとモノトーンで占められているクローゼット。はっきりした季節(夏と冬)が近づくと、赤い洋服が欲しくなります。今月は赤色が眼に飛び込めばお店を覗く、試着と私には珍しく手間をかけて、最終的にワインレッドのワンピースと赤いスカート(とそれに合うトップス)を購入しました。勝負服(何の?)としては用無しですが、自分自身への気合服として積極的に活用したいと思います。
診察の始まりに具合を尋ねると、年配の方は調子がいいと「おかげさまで‥」と話されます。自分の命や健康は授かりものという謙虚な思いがこの言葉に込められていると思います。なくてもかまわないけれど、あると気分が柔らかくなる言葉、言葉遣いを意識せず使えるようチームKO(勝手に当院スタッフ集団)は日本語力アップを目指しています。さて今週から就学時健診が続きます。いらぬお節介かもしれませんが、まず子供達のきちんとしたあいさつ、返事を確認することから私の校医としての健診は始まります。
待合室のレイアウトを少し変えました。水槽の生き物に対する子供さんからの質問が多くなってきたので、落ち着いて字や絵を書ける机を設置しました。質問についてはQ&A式に壁に掲示しています。生き物に対する興味が膨らむのは良いことです。さて、最近読み始めた本(知人からのお薦めです)は、‘積みすぎた箱舟’(ジェラル・ダレル作)。1950年代絶滅危惧種の繁殖を目指した著者の冒険物語です。ちょうど今日から名古屋でCPOP10が始まりました。時代も考え方もダレルの頃からは変化していますが、秋の夜長を楽しみたいと思います。
今週は誕生日を迎えるので自分にとってのスペシャルウイークです。一つ年を重ねる前に一年の振り返りをする週でもあります。Men like wine, the best improve with age.(男(人)はワインのようなものだ、最良の者たちは齢とともに円熟する)最近のお気に入りの言葉です。聖路加病院の日野原先生(今週99歳!)はまさにこのお手本でしょう。著書に‘生きるとは、成熟に向かって努力すること’とあります。私も味のあるワインに近づきたいです。
今年はお彼岸を過ぎて急に肌寒くなり、秋が徐々にではなく一気にやってきました。冬の到来は‘きっぱりと冬が来た’と高村光太郎の詩の通りのイメージですが、秋は緩やかにその気配を感じさせるように訪れてほしいものです(自然に対して無理な注文ですが)。昨年植えた花壇の金木犀は少し大きくなりました。花開き、来院される患者さんや通りがかりの方に秋の香りを届けられたらと思っています。/span>
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