学校検診   2011.5.30

受診のお勧め用紙持参の患者さんが増えてきました。学校での視力は大まかにA(1.0以上)B(0.7~0.9)C(0.3~0.6)D(0.3が見えない)指標で測ります。受診勧告はB以下の場合出されますが、大事なのはその時の視力(低下)ではなく、その原因を知ることです。近視?遠視?乱視?それとも目の表面や眼の奥の病気?それ以外の原因?それらを診断し、今後の方針(治療、経過観察も含めて)を決定するのが眼科医です。眼鏡についても、偏見だけが独り歩きしているように思われます。巷の噂や話題を盲信せず、気になれば何でもご相談ください。きちんとしたアドバイスを眼科専門医からの立場でお話します。せっかくの検診です。ぜひ結果を生かしてください。「お久しぶり!」のご挨拶は歓迎です。

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光干渉計(OCT)講習会   2011.5.23

光干渉計(OCT)の講習会に行ってきました。OCTは近赤外光を用い、緑内障や網膜の病変を観察できる機器です(当院にも設置)。検査機械は日進月歩に開発、バージョンアップされています。それについて行かなくては!前方に席を取り、逐一講師の言葉を漏らさないよう、目と耳と手をフル回転。自分の頭の許容量に詰め込めるだけ詰め込んだ丸一日でした。さてインプットした後は、アウトプットすることが完全なる習得の心得。クリニックの機器にはブランド物にこだわっています。そしてブランド物を使いこなすにふさわしい知識と技術を身につけるべく、勉強を続ける院長およびスタッフです。

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緑のカーテン   2011.5.16

緑のカーテンに挑戦すべく、園芸センターで材料を調達してきました。お店のお姉さんのアドバイスに従い、ゴーヤー、キュウリ(色々種類があり、育てやすく美味しいお薦めの品種)、朝顔(琉球朝顔もあり)などいくつかに、ネット、棒、コンテナ、土、肥料など。田舎育ちにとっては、土やプランターの値段の高さに驚き、はてこの合計は電気代何カ月分?と一瞬頭をかすめました。しかし、節電効果を期待するのみならず、消費活動に貢献し、久しぶりに土をいじり心身に潤いを得、上手く育てればCo2削減にもなり、何より育てる楽しみが出来たと満足した日曜日でした。小さな苗に‘すくすく育ってね’と水をかける私は、新米ママのよう。緑のカーテンになる日が楽しみです。

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節電できることから   2011.5.10

浜岡原発停止が決定されました。 福島の事故の後、原発廃止の声は高まっており、今回の決定は前進の一歩と思います。ただし脱原発のみを賛成、反対するだけではなく、それを裏付ける理由や代替案や対策を専門家からの発信を参考に、素人ながら自分なりに考えることが必要と感じます。診療の中でも、身近な節電から始まりそういう話題が出ることがあります。診療には関係ないのですが、それぞれが考えておられることを聞くことで、より患者さんに近づける気がします。当院もまずエアコン28℃から始めます。御理解をお願いたします。

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プレゼント  2011.5.2

往診先から帰るとき、認知症の患者さんが、庭先で花を摘んで「先生に」とくださいました。思いもかけないプレゼントは、今花瓶から小さな幸せを放っています。5月です!。2カ月ぶりにマスクを外しての診療を再開しました。自身の花粉症のためやむを得ずでしたが、やはりマスクがないと患者さんとの距離はぐんと近くなります(マスク越しのアイコンタクトだけより)。私もいただいたお花のよう(無理がありますが)に、患者さんに小さな幸せ(笑顔と安心)をお分けできたらと思います。

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原発再考   2011.4.26

チェルノブイリ原発事故が起きて4月26日で25年になるそうです。25年前は、世界のどこか遠くで起きた事故という世間知らずの大学生でした。その時代に比べると、今は地球規模の情報もより身近でより共感できるようになり、学生たちの意見も活発です(先日のNHKの敬愛するマイケル・サンデル教授の日米中国中継の講義を見て)。世界規模で原発を再考する動きが顕著です。4月26日から5月1日まで名古屋市民ギャラリー栄(中区役所ビル8階)で‘チェルノブイリ25年の軌跡’写真展が開催されます。まず知ることから始め、学び、自分なりの原発についての考えを持ちたいと思います。ようやくスギ花粉から解放され、そろそろ思考を開始出来そうです。

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やっぱりママチャリ   2011.4.18

地下鉄徳重駅が出来ましたが、バスで通院されている患者さんからは不満の声が。以前は緑車庫(当院前バス停)直通のバスが、ほとんど地下鉄徳重停まりになり乗り換えが必要になったためです。不便になったとの声に交通局に代わって(?)お詫びし、有難いことにそれでも来院すると言っていただけます。乗り換えの案内は院内に掲示しました。さて徳重駅が出来、駅まで自転車で行くことが多くなりました。街(名駅、栄)までで出るとつい荷物が多くなる私。荷台にもかごを付けました。お出かけの恰好にママチャリは恥ずかしいのですが、実を取ってしまうのがオバサンなのかもしれません。

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震災から1カ月   2011.4.11

昨夜は選挙会場への道すがら、短い時間ですが扇川の夜桜を楽しみました。さて今日で震災から1カ月。新聞の被災者の声は日に日に希望に満ちた声になっていることが幸いです。その中で宮城の男性(魚仲買人)の声より一部抜粋:「大事なのはやる気だべ。ここからはい上がる人も、落っこちる人もいる。でも、わしらはひとりじゃねぇっちゃ。自然もすごいけど、人間もすごいっちゃ。必ずここを元にもどしてやっから。」頑張ろう日本!頑張れる日本!

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復興の桜  2011.4.4

扇川沿い(当クリニックの裏手)の桜が開花しました。先月啓蟄を迎えた時も春を意識したのですがまだまだ寒く、やはり桜こそ春の王道です。仙台の友人の子供さんも今週新学期が始まるそうでほっとしています。桜にまつわる思い出は日本人なら誰でも何かしら持っているもの、特に今年は復興の桜として被災地の方々には希望を与えてくれるものと信じています。東北はもう少し開花は先になりますが、必ず花開きますから!

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地震の後で   2011.3.28

未曾有の大地震ですが、少しずつ明るいニュースも届きほっとしています。1981年の濃尾地震の爪痕である根尾谷断層を見に行ってきました。100年以上たった今も上下に最大6mずれた断層面は天災のすごさを見せつけています。また地震断層観察館では当時の様子も知ることができます。こののどかな田舎の風景からは信じられません。ましてや今の神戸は震災当時からは想像できないくらいです。私たちは復興させる力を持っています。どん底からも立ち上がれるのが人間だと強く思いました。ローカルな樽見鉄道で往来の景色を眺めながら、考えたり、和んだりした1日でした。

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